超低電圧版モバイルPentium III 933MHz-Mを搭載しているだけあって、他のミニノートPCより1ランク上の処理速度を実現している。ただし、そのぶん価格は少し高め(2003年4月時点における実売価格は20万円前後)。安いミニノートPCが10万円前後で販売されていることを考えると、価格を取るか、スピード&機能を取るか、ユーザーにとっては迷い所となるだろう。ユニークな点は、固定式の内蔵バッテリ+着脱式のアウターバッテリというデュアルパワーシステムを採用していること。用途にあわせて、サイズ、重量を変化させられるのは評価できる。総合的に見て、(予算に余裕があれば)活躍が期待できる製品といえるだろう。→レビュー本文