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着脱式のアウターバッテリがユニーク

続いて筐体について語っていこう。InterLink MP-XP7230のサイズは225(W)×152(D)×29.5(H)mm、重量は905gである。ただしこれらは、標準装備のアウターバッテリを装着しなかった場合の値。アウターバッテリを装着すると、重量が約170g、奥行きが25mmほど大きくなってしまう。


サイズは225(W)×152(D)×29.5(H)mm、重量は905gと1kgを切っている。液晶背面の両端には無線LANのダイバーシティアンテナが配されている(クリックすると拡大します)
※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります
一般的なノートPCでは、標準バッテリは本体に内蔵される。ところがInterLink MP-XP7230では、固定式の内蔵バッテリに加えて、標準装備のアウターバッテリを装着できるようになっている。つまり、内蔵バッテリとアウターバッテリのデュアルパワーシステムが採用されているのである。

着脱式のアウターバッテリは、本体背面に装着するようになっている(クリックすると拡大します)

アウターバッテリを装着した状態で電源オプションのプロパティを開くと、2つのバッテリが確認できる
内蔵バッテリの駆動時間は約1.6時間。これだけでは少し心もとないスペックだが、アウターバッテリを装着すると約4.5時間の連続駆動が実現できる。アウターバッテリを装着してもサイズや重量が大幅に増加するわけではないので、常時携帯するパソコンとしても十分に期待できるであろう。
なお、オプションの大容量バッテリも用意されている(標準装備のアウターバッテリとの併用は不可)。内蔵バッテリ+大容量バッテリでは、約7.5時間の連続駆動が可能だ。
キーボードは小さめ、[半/全]キーの配置にも難あり

InterLink MP-XP7230のキーボードは、本体サイズが小さいこともあり、かなり小さめである。キーピッチは16mm、キーストロークは1.5mmしかない。高速なタイピングには、それなりに慣れが必要となるであろう。
また、半角/全角文字の切り替えに使用する[半/全]キーが、[ESC]キーと[F1]キーの間に配置されているのもよくない。日本語入力に切り替える際に、間違って[Esc]を押してしまうことも多いのだ。また、[半/全]キーの右隣にある[F1]キーを押してしまうと、(使用しているソフトによっては)ヘルプが起動してしまう。

キーボードはかなり小さめで、[半/全]キーの配置にも問題がある。ハンドレスト部分にはスピーカが配置されている(クリックすると拡大します)
ポインティングデバイスは、スクロールボタン付きのスティック式。こちらの操作性は、慣れてしまえば何の問題もない。左手でパソコン本体を持ち、右手でポインタを操作することも十分に可能である。なお、デバイスにはIBMのTrackPointが採用されているようである。
[相澤裕介, ITmedia]
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