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IEEE1394が標準装備されていない
Evo Notebook N620cに標準装備されているインタフェースは、無線LAN、IEEE1394を除いて、ひととおり揃っている。ただし、無線LAN、IEEE1394は昨今の重要インタフェースであり、需要が高いだけに悔やまれるポイントである。S/PDIF出力も装備されていない。先にも述べたとおり、本機の拡張性は高いものの、標準装備されているインタフェースには少し不満を感じてしまう。
特長的なのは、LANが1000BASE-Tにも対応していること。ただし、1000Mbpsの高速通信を利用するには周辺機器や他のパソコンの環境整備が必要となるため、その恩恵をフルに享受できるのは少数のユーザーに限られるだろう。

本体前面には、音量調節ボタン、ヘッドホン出力、内蔵マイク、マイク入力が配置されている

本体右側面には、セキュリティロック、光学ドライブ(マルチベイ)、モデムが配置されている

本体左側面には、PCカードスロット(Type II×2またはType III×1)が配置されている

本体背面には、電源、PS/2、パラレル、USB 2.0×2、LAN、外部ディスプレイ、シリアル、Sビデオ出力が配置されている
付属ソフトは「WinDVD」のみ
最後に、Evo Notebook N620cに標準添付されているソフトを紹介しておこう。といっても、添付されているソフトは「WinDVD」と「HP Mobile Printing for Notebooks」くらいで、あとは「Internet Explorer 6.0」などのOS標準添付ソフト、または「Acrobat Reader」などのフリーソフトである。
「添付ソフトが少ない」と思うのか、それとも「シンプルでよい」と感じるのか。このあたりの評価は難しく、結局はユーザー次第となるだろう。
[相澤裕介, ITmedia]
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