> レビュー 2003年5月19日 23時55分 更新

dynabook C7/212PMEW:スマート&フレンドリーな雰囲気の家庭向けパソコン
東芝
製品写真
総合評価 6点
携帯性、デザイン 7
パフォーマンス 6
操作性 6
拡張性、インタフェース 8
バッテリ 8
レイティングポリシー

総合評価コメント

「dynabook C7/212PMEW」は、パールホワイトのイメージカラーに加え、丸みを帯びた本体デザインなど、どことなくフレンドリーな雰囲気を持ったノートPCである。DVD-ROM & CD-R/RWに対応した光学ドライブを搭載し、無線LAN、Bluetoothなどの多様な通信方式にも対応している。2003年4月時点での実売価格は20万円前後。全体的なパフォーマンスから考えると、割高な価格設定になっているような気がする。→レビュー本文

評価のポイント

携帯性、デザイン
    本体のサイズは289(W)×238(D)×35.5(H)mm、重量は約2.1kg。常時携帯は厳しいものの、必要に応じて持ち歩くには支障のないサイズ・重量だ。パールホワイトの筐体は、優しくフレンドリーな雰囲気を演出している。
パフォーマンス
    モバイルPentium III-M 1.20GHzを中核とした処理速度は、一般的な使用には十分な速度である。UltraATA-66のハードディスクも、ベンチマークテストの結果は意外と良好で、UltraATA-100と変わらないパフォーマンスを示している。鮮やかな色再現を誇る液晶も評価できる。
操作性
    19mmのキーピッチが確保されたキーボードは少しパタパタとした感触ではあるが、タイピングはしやすい。ポインティングデバイスに関してはやや不満。スクロールボタンが用意されていないので、快適な操作環境を構築するためには、タッチパッドに「Synaptic TouchPad」のバーチャルスクロール機能を設定する必要があるからだ。このほか、光学式のUSBマウスが付属されている。
拡張性、インタフェース
    USB 2.0×4、IEEE1394、PCカードスロット×2、ビデオ出力など、基本的なインタフェースはすべて備わっている。さらにSDメモリーカードスロットを装備。通信機能は、無線LAN、Ethernet、モデムに加えて、Bluetoothが搭載されている。光学ドライブは固定式であり、交換不可。拡張バッテリなども用意されていないようである。
バッテリ
    10.8V、4,000mAhのリチウム-イオンバッテリが標準装備されている。JEITA動作時間測定法による駆動時間は約4.2時間。バッテリ駆動時間は比較的長いほうといえるだろう。

ベンダー製品担当者からの一言

「dynabook C7」のコンセプトは「快適さ(Comfort)」です。ブロードバンドを楽しむ「快適さ」として、映像再現の鮮やかなClearSuperView液晶をはじめ、USB 2.0×4ポート、IEEE1394、SDスロット等、充実した仕様を搭載するとともに、ユビキタスライフの「快適さ」としては、ワイヤレスLAN、Bluetoothの通信機能を装備。さらにデザインの「快適さ」では、パールホワイトとシルバーを基調としたシンプルな質感高いデザインを採用するなど、個人のライフスタイルに応じたコンパクトなPCです。(東芝 デジタルメディアネットワーク社 PC事業部 金田 亜紀)

スペック

製品名 PAC7212PMEW
CPU モバイルPentium III-M 1.20GHz
液晶 12.1型 Clear SuperView液晶(1,024×768ピクセル)
チップセット Trident CyberALADDiN-T+ALi M1535B
グラフィックス(ビデオRAM) チップセット内蔵(メインメモリを共用)
標準メモリ SDRAM PC133 256Mバイト(最大1Gバイト)
HDD 40Gバイト(UltraATA-66)
光学ドライブ CD-R/RW & DVD-ROMマルチドライブ
バッテリ駆動時間 約4.2時間(JEITAバッテリ動作時間測定法)
本体サイズ(W×D×H) 289×238×35.5mm
重量 約2.1kg

[相澤裕介, ITmedia]

関連リンク
東芝 ホームページ
東芝 製品インデックス
dynabook C7/212PMEW 製品情報
2スピンドルモバイルノートPC インデックス

前のページ | 1/4 | 次のページ


モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!