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女性にピッタリのフレンドリーなデザイン


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「dynabook C7シリーズ」は、イメージカラーであるパールホワイトを基調とし、シルバーのフレーム、パウダリーホワイトのキーボードなど、どことなく優しくてフレンドリーな雰囲気が漂うパソコンだ。ビジネス向けというよりは、女性向け、または家族みんなで活用するパソコンといったイメージを持っている。
用意されているモデルは、CPUや液晶、HDD、通信機能などの違いにより、3モデルとなる。今回は最上位モデルとなる「dynabook C7/212PMEW」を中心に紹介してみよう。
まずは筐体だが、289(W)×238(D)×35.5(H)mm、約2.1kgというサイズ・重量は、積極的なモバイルPCというよりも、卓上での利用がメインとなるであろう。もちろん、リビングや寝室など家庭内を自由に持ち運んだり、近所のカフェに携帯するくらいのことは十分に可能な大きさである。バッテリ駆動時間も約4.2時間と比較的長めに設計されている。



液晶背面は上品な光沢のあるパールホワイト。「dynabook」のロゴも目立ち過ぎず、シンプルにデザインされている。本体サイズは289(W)×238(D)×35.5(H)mm、重量は約2.1kg(クリックすると拡大します)
※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります
液晶を開けると、白いキーボードに加えて、オレンジ色に光る電源ボタンが目に入る。とはいえ、これはまだ電源OFFの状態。どうやらdynabook C7シリーズでは、パソコンが電源OFFの状態でも電源ボタンが点灯する仕組みになっているようだ。つまり、オレンジの点灯=電源OFF、ブルーの点灯=電源ON、というわけである。

全体的なデザインは、パウダリーホワイト&シルバーにより構成されている。電源ボタンの周囲は、電源OFFの状態でもオレンジ色に点灯している(クリックすると拡大します)
キーボードの操作性はよい、一方タッチパッドには多少の不満も

続いて操作性に話を移そう。dynabook C7シリーズに採用されているキーボードは、キーピッチ19mm、キーストローク1.7mmのフルサイズキーボードとなる。各キーのサイズが均等になっているため、購入直後から快適なタイピングを行うことができるであろう。全般的にみて、癖のない、操作しやすいキーボードに仕上がっているように感じる。
あえて苦言を述べるとすると、キーボードの最上段に配置された[半/全]キーの位置が問題となるだろうか。[半/全]キーの両隣には[ESC]キーと[F1]キーがあり、日本語入力に切り替える際に、これらのキーを間違って押してしまう可能性がある。

キーボード上部には、インターネット、メール、サイバーサポートのワンタッチ操作ボタンが用意されている(クリックすると拡大します)
いっぽう、ポインティングデバイスであるタッチパッドには多少の不満を感じる。初期状態では、スクロール機能は一切用意されていない。快適なスクロール環境を構築するためには、「Synaptic TouchPad」のバーチャルスクロール機能を自分で設定しなければいけないのである。左右ボタンをクリックしたときの感触もあまりよくない。好みの問題もあろうが、改善を望みたい点だ。
[相澤裕介, ITmedia]
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