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エントリークラスとしては十分なパフォーマンス

dynabook C7/212PMEWに搭載されているCPUは、モバイルPentium III-M 1.20GHzである。パフォーマンスを計る指標としてベンチマークテストを行ったので、ここで紹介してみよう。
まずは「PCMark2002Pro」の結果である。

PCMark2002Proのベンチ結果(クリックすると詳細画面を表示します)
「CPU Score」3,527、「Memory Score」1,552、「HDD Score」433という結果は、エントリークラスのノートPCとして十分な性能といえる。特にハードディスクはUltraATA-66であるにも関わらず、UltraATA-100と同等レベルの成績を残している。それ以外は、基本的にスペックどおりの性能を期待してよいだろう。
また、ハードコート層と低反射コーティング層の2層構造となっているClear SuperView液晶も優れた性能を誇っている。視野角は小さいものの、鮮やかな色再現性はDVD-Videoやデジタル写真の鑑賞に大きな威力を発揮するだろう。
一方3Dグラフィックス性能はどうかというと、これはあまり期待できない。以下に「3DMark2001SE」による測定結果を掲載しておくが、「3DMark Score」は628という値であった。3Dゲームなどを楽しみたい人は、他の機種を選択した方がいいだろう。

3DMark2001SEのベンチ結果(クリックすると拡大します)
※ベンチマークテストは16ビットカラーにて計測しています。
無線LANに加えてBluetoothを標準装備
dynabook C7/212PMEWに標準装備されているインタフェースは、USB 2.0×4、IEEE1394、PCカードスロット×2、、無線LAN、Ethernet、モデム、ビデオ出力など。最近のパソコンが備えている基本的なインタフェースはほとんど揃っていると考えてよいだろう。さらにSDメモリーカードスロットやBluetoothも装備されている。

本体右側面には、光学ドライブとセキュリティロックが配置されている(クリックすると拡大します)

本体左側面には、SDメモリーカードスロット、PCカードスロット(Type II×2、またはType III×1)、無線LANスイッチ、マイク入力、ヘッドホン出力、音量調整ツマミが配置されている(クリックすると拡大します)

本体背面には、電源、USB 2.0×4、IEEE1394、外部ディスプレイ、ビデオ出力、モデム、Ethernetが配置されている(クリックすると拡大します)
[相澤裕介, ITmedia]
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