> レビュー 2003年5月20日 14時42分 更新

バイオノートFR PCG-FR55/B:Athlon XP搭載のパワフルデスクトップ代替
ソニー

前のページ3/4次のページ

シックで落ち着きのあるデザイン

 バイオノートFR PCG-FR55/Bの筐体サイズは329(W)×274.5(D)×42〜53(H)mm、重量は約3.5kg。モバイルには適さないが、デスクトップ代替PCとして使用するのであれば、手ごろなサイズと考えてよいだろう。

 液晶背面は光沢を抑えたバイオカラーで、中央に「VAIO」のロゴが彫り込まれている。本体内面は、黒のキーボード&パネルを用いた2トーンカラーとなっており、シックな雰囲気が漂っている。全体的にみて、落ち着きのある、飽きのこないデザインといえるだろう。筐体の強度も十分頑丈に作成されているようだ。

本体サイズは329(W)×274.5(D)×42〜53(H)mm、重量は約3.5kg。他のラインナップと同様、中央に「VAIO」のロゴが配されている。液晶部分の強度もかなり頑丈のようだ(クリックすると拡大します)

※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります(写真:液晶を閉じた様子)


シックで落ち着いた雰囲気の内面。キーボード以外のボタン類は電源だけ。シンプルな構成にまとめられている(クリックすると拡大します)

 オールインワンノートPCということもあり、キーボードの操作性に大きな問題はない。キーピッチ、キーストロークともに十分な大きさが確保されているし、タイピングの感触も悪くない。ただし、[Enter]キーや右[Shift]キーの右側に、[PageUP]/[PageDown]キーや[↑]キー、[End]キーが配置されていることを嫌う人はいるかもしれない。とはいえ、これら以外のキー配列に問題は感じられない。右下にある[Ctrl]キーも大きめに作られている。

 ポインティングデバイスは、インテリジェント・タッチパッド。スクロール専用のボタンは用意されていないが、スクロール機能やタッピングなどには対応している。タッチパッドの感度、感触も極めて良好だ。

発色のよい15型液晶とDVD-ROM & CD-R/RWコンボドライブを搭載

 バイオノートFR PCG-FR55/Bに搭載されている液晶は15型TFT。画面の輝度も高く、なかなか発色のよい液晶が使用されていると感じる。ただし、液晶画面の最大解像度はXGA(1,024×768ピクセル)まで。せっかく15型液晶を搭載しているのだから、もうひとまわり大きい解像度にも対応してほしかった。

 搭載されている光学ドライブは、DVD-ROMの読み出しに加えてCD-R/RWへの書き込みにも対応した一体型のコンボドライブ。CD-Rへの書き込み速度は最大16倍速だが、販売価格が割安なので、これは仕方がないと考えるべきであろう。

ライティングソフトは「Drag'n Drop CD Ver.2.1」が付属。お気に入りの曲だけを集めた音楽CDも手軽に作成できる(クリックすると拡大します)

 そのほかでは、フロッピーディスクドライブを内蔵している点が評価ポイントとなる。使用頻度が少なくなっているとはいえ、いまだフロッピーディスクを必要としている人は意外と多い。ちょっとしたデータ交換やドライバ類のインストールなど、まだまだ現役で活躍しているのだから、あって損のない装備である。

[相澤裕介, ITmedia]

関連リンク
ソニー ホームページ
ソニー 製品インデックス
バイオノートFR PCG-FR55/B 製品情報
オールインワンノートPC インデックス

前のページ | 3/4 | 次のページ


モバイルショップ

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!