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バランスの取れたパフォーマンス

EDiCube Sシリーズの特長は、Pentium M 1.40GHzに代表されるパフォーマンスの高さだ。チップセットにはインテル855GMを採用。256MバイトのPC2100 DDR SDRAMとともに快適な動作速度を実現してくれる。
以下に、「PCMark2002Pro」で測定したベンチマークテストの結果を掲載しておくので参照していただきたい。

PCMark2002Proのベンチ結果(クリックすると詳細画面を表示します)
「HDD Score」424という結果が少し残念な気もしてしまうが、実際に試用した感じでは、特に他のノートPCより遅いという印象は受けなかった。いっぽう、「CPU Score」4649、「Memory Score」4149という結果は期待通りの数字といえるだろう。2Dグラフィックスの成績もなかなかの結果である。
また、EDiCube Sシリーズは、3Dグラフィックス性能もそれなりの実力を誇っている。「3DMark2001SE」において1931というScoreは、ノートPCのなかでは健闘しているほうである。「Low Detail」のGameでは30fps以上の成績を残しているので、バリバリの3Dゲームでない限り、3Dゲームを楽しむことも可能である。

3DMark2001SEのベンチ結果(クリックすると拡大します)
また、最大解像度1,400×1,050ピクセルの液晶に、1,600×1,200ピクセルのデスクトップ画面を再現することも可能だ。この場合、デスクトップ画面はポインタの動きに合わせてスクロールするようになる。ゆえに、本当の意味での1,600×1,200ピクセルではないが、どうしてもデスクトップを広く使いたい人には便利な機能となる。

デスクトップ画面を1,600×1,200ピクセルにした場合。デスクトップ壁紙にある「EDiCube」の文字が欠けているのがわかるだろうか? 同様にタスクバーも表示されていない。これらを表示させるには、ポインタを右端や下端に移動させればよい。つまり、デスクトップ画面全体がスクロールするのである(クリックすると拡大します)
DVD-ROM & CD-R/RWのコンボドライブ BHAのシェルゲートも装備

EDiCube Sシリーズに搭載されている光学ドライブは、DVD-ROM & CD-R/RW対応のスリム型ドライブだ。CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え10倍速、CD-ROM読み込み24倍速、DVD-ROM読み込み8倍速のコンボドライブは、バッファアンダーランエラーにも対応している。
ライティングソフトは「B's Recorder GOLD」と「B's CLiP」で、プラグイン「シェルゲート」も添付されている。「シェルゲート」とは、デスクトップ上に常駐し、ファイルの登録からライティングまでを行えるものだ。ライティングソフトを起動しなくても手軽にCD-R/RWを作成できるのが魅力となる。

デスクトップに常駐するシェルゲート。データファイル用と音楽ファイル用がある
[相澤裕介, ITmedia]
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