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インタフェースは必要十分

　EDiCube Sシリーズに用意されているインタフェースは、ビジネス利用であれ、プライベート利用であれ、どちらも必要十分なレベルとなっている。通信機能は、モデム、LAN、無線LAN（IEEE802.11b）に加え、赤外線通信も装備されている。そのほか、USB 2.0×4、IEEE1394、PCカード×1、S/PDIF、パラレルポートなど、主要なインタフェースはひととおり揃っているといっていいだろう。

　なお、4ポートあるUSB 2.0は、そのすべてが本体背面に配置されている。せっかく4ポートもあるのだから、2ポートくらいは本体側面に配置してくれたほうが使い勝手がよいと思われる。

本体右側面には、光学ドライブ、マイク入力、ヘッドフォン出力/光オーディオ出力、電源が配置されている（クリックすると拡大します）

本体左側面には、セキュリティロック、IEEE1394、赤外線通信（最大4Mbps）、PCカードスロット（TypeII×1）が配置されている（クリックすると拡大します）

本体背面には、モデム、LAN、USB 2.0×2、フタの内部にUSB 2.0×2、外部ディスプレイ、パラレルポートが配置されている（クリックすると拡大します）

リカバリCDはシンプル構成

　EDiCube Sシリーズに添付される主なソフトは、「Norton AntiVirus 2003」「B's Recorder GOLD/B's CLiP」「WinDVD」「Symphomovie」「Liquid View（デスクトップのアイコン、スタートメニュー、タイトルバーの文字などをワンクリックで簡単に拡大表示できる）」など、基本的に必要最小限である。初めてパソコンを購入する場合は、少し物足りなく感じるかもしれないが、買い替えや買い増しにはこれで十分。むしろ、余計なソフトがインストールされていないことを喜ぶユーザーも多いだろう。

　リカバリCDと添付ソフトが別のCD-ROMで提供されていることも、中上級者に対する親切と捉えることができる。

[相澤裕介, ITmedia]

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