> レビュー 2003年5月20日 22時32分 更新

Let'snote LIGHT R1 CF-R1 MCAXR:堅牢設計で1kgを切る小型軽量ボディ
松下電器産業

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堅牢ながらも960gと軽量、標準バッテリで5時間駆動も可能

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「Let'snote LIGHT R1 CF-R1 MCAXR」の筐体サイズは240(W)×183(D)×23.5〜37.2(H)mm、重量は960gで、インテルCPUを搭載した10.4型サブノートPCでは最軽量だ。筐体はマグネシウム製のボディを採用しているが、ディンプルのついたアンダーカバーや、車のボンネット状のトップカバーなど、軽量ながらも堅牢性を確保するデザインとなっている。

本体のサイズは240(W)×183(D)×23.5〜37.2(H)mmで、奥行きもほぼB5サイズ。堅牢性を高めるために採用したボンネット状のトップカバーがアクセントになっている。重量は960gで、インテルCPU搭載の10.4型サブノートPCでは最軽量(クリックすると拡大します)

※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります

 モバイル向けのPCは持ち歩くことが多いため、突然落としてしまい、ハードディスクなどを壊してしまうといったアクシデントに見舞われることも多い。このためLet'snote LIGHT R1は、ハードディスクを緩衝材で包み込む構造にし、耐衝撃性を高めている。30cmの高さから落とす落下試験(PCの不動作時に落下させてハードディスクのデータが損傷しないかどうかを試す試験)にパスするなど、同社からリリースされている強靱なノートPC「TOUGHBOOK」シリーズの技術が生かされている。

 バッテリ駆動時間も、標準バッテリで約5時間(JEITAバッテリ動作時間測定法1.0による)の連続使用を実現している。ただし、大容量バッテリはラインナップされていないため、出先で長時間使用する用途が多い場合は、予備のバッテリを用意しておいたほうがよいだろう。なお、バッテリは200gと軽量だ。

 キーボードは、キーピッチ17mm、キーストロークは2mmとなっている。左右のキーピッチは十分だが、キーの奥行きが短くなっている点は好みの分かれるところだ。デスクトップPCに慣れた人の場合は、このキーボードに慣れるには相当時間がかかると思われる。

 ポインティングデバイスは、操作面が円形になっているタッチパッド「ホイールパッド」を採用している。付属のユーティリティを使うとタッチパッドの縁をくるくるなぞるとホイールするようにでき、シャトルリングのように使えるため、慣れると使いやすい。とはいえ、すでにスクウェアなタッチパッドに慣れた人にとっては、とまどうこともあるかもしれない。

キーボードは、キーピッチ17mm、キーストローク約2mmとなっている。電源などのインジゲータランプは、ホイールパッドの縁に沿うように配置されている(クリックすると拡大します)

[赤坂賢太郎, ITmedia]

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