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超低電圧版モバイルPentium III-M搭載により、パフォーマンスは良好

モバイル向けのノートPCではパフォーマンスが犠牲になっていることが多いが、Let'snote LIGHT R1は超低電圧版のモバイルPentium III-M 933MHzを搭載しており、モバイル向けの製品としては十分なパフォーマンスを備えている。
チップセットは、グラフィックスコアを内蔵したインテル830MG、メインメモリは標準128Mバイトで、最大384Mバイトまで増設可能。同社のオンラインショップ「マイレッツ倶楽部」では、メインメモリを256Mバイト内蔵したモデルも用意されており、こちらのモデルでは最大512Mバイトまで増設可能だ。
チップセット内蔵のグラフィックス機能は、メインメモリから最大48MバイトがビデオRAMに割り当てられる。チップセット内蔵のグラフィックスコアを使用しているため、3Dアクセラレーション機能を内蔵してはいるが、高度な3D描画を必要とするゲームをプレイするには辛いだろう。ディスプレイには、1,024×768ピクセル表示に対応した10.4型TFT液晶を備える。輝度、コントラストともに十分だが、文字が小さく表示されてしまう点は、好みの分かれるところだろう。
インタフェースは、2つのUSBポートとPCカードType IIスロット、SDメモリカードスロットを備える。USBポートは左右に各1装備しているが、右側はUSB 1.1になっており、周辺機器を接続する場合は注意が必要だ。ネットワークに関してはLAN、モデムのみとなっているが、マイレッツ倶楽部では、無線LANモデルも用意している。

本体正面。電源スイッチ、オーディオ入/出力が並ぶ。ディスプレイは正面中央のレバーを横にずらして開閉する(クリックすると拡大します)

本体右側。PCカードType IIスロットとUSB 1.1を装備する(クリックすると拡大します)

本体左側。SDメモリカードスロット、外部ディスプレイ、USB 2.0、Ethernet、モデムが並ぶ。外部ディスプレイの接続にはオプションの「VGA変換ケーブル」が必要(クリックすると拡大します)
OSには、オフィスユースに適したWindows XP Professionalを採用。付属のアプリケーションに関しては、ウイルス駆除ソフトやユーティリティソフトが付属する程度のシンプルな構成になっている。2台目のパソコンや気軽に常時携帯できる頑丈なノートPCを探しているユーザーにお勧めだ。
[赤坂賢太郎, ITmedia]
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