> レビュー 2003年5月20日 22時58分 更新

WinBook WX4180C:米軍用規格を参考に開発した強靭ボディのオールインワン
ソーテック

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米軍用規格を参考にしたタフボディ

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「WX4180C」の特徴である堅牢な筐体は、米軍用規格「MIL-STD」を参考にした厳しい評価テストを実施して開発されている。地味ではあるが、飽きのこないカラーリングを持つボディはマグネシウム合金製となっており、堅牢性と軽量化を実現している。また、本体のコーナー部分が丸められており、コーナー部分から落とした時の衝撃を軽減するように工夫されている。同社によると、高さ90cmからの落下による衝撃にも耐え得るように設計されているという。

サイズは312.5(W)×258(D)×33〜35.3(H)mm、重量は約2.7kg。ボディはマグネシウム合金製で、落下時の衝撃を軽減するようにコーナー部分が丸められている(クリックすると拡大します)

※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります

 本体の防振対策も万全で、米軍用規格「MIL-STD810E」準拠の振動テストをクリアする水準。光学ドライブを固定する「ドライブロック」を装備しているほか、HDDやメモリ、液晶部分もゴムなどのクッションで保護されており、万一落としてしまってもマシンへのダメージを最小限に抑えられる。

本体裏面。HDDとメモリはここからアクセスできる。HDDとメモリは専用のインシュレータで防振対策が施されている(クリックすると拡大します)

 また、タッチパッドやキーボードには耐滴構造が施されている。堅牢性を求めたノートPCの場合は屋外で使用する機会も多くなるため、このような設計はありがたい。また、室内で使用している場合でも、うっかり飲み物をこぼしてしまってもマシン内部へ水分の侵入を防ぐことができる。

キーボードは、キーピッチ19mm、キーストローク2.6mmを持つ。「Enter」キーの隣に「PgUp」/「PgDn」キーなどが独立して配置されているが、そのぶん不等キーピッチになっているキーも多く、操作には慣れが必要。ポインティングデバイスはスクロールボタンを備えたタッチパッドを採用している(クリックすると拡大します)

 このような堅牢な筐体を持ちながらも、本機は3kgを切る2.7kgの重量を実現している。この重量は、オールインワンタイプのノートPCとしては軽量な部類に含まれる。モバイル向けノートPCのように常に持ち歩くのはさすがに辛いが、必要に応じて持ち歩ける重さではあるだろう。

[赤坂賢太郎, ITmedia]

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