東芝dynabook C8――“白いヒツジ”の中身はオオカミになったか?(4/4)USB 2.0ポートは、背面に4ポート。デザイン的には、四つのポートが1カ所にあり、きれいに納まっている。が、ユーザー側からすれば全ポートをまとめて配置するより、左右のどちらかにも分配したほうがいいと思う。それは、USB機器の配置場所や、USB機器およびケーブルの抜き差しなどを考えると、複数個所にあったほうが使いやすいからだ。ポート数は十分満足できるだけに、ポートの配置についてはちょっと残念。 これに対し、東芝ではデザイン面と配線の関係から四つのUSBポートをまとめたとコメントしている。さらに、背面にコネクタ類を集中させることにより、使い勝手の向上を図っているという。
背面:USB 2.0×4、IEEE1394、外部ディスプレイ、ビデオ出力、モデム、Ethernet、電源。カバーの開閉機構もしっかりと作られている点はうれしい(クリックすると拡大します) 本体サイズは幅289×奥行き238×高さ35.5ミリで、重量が2.2キロ。通勤や通学などで常時携帯し持ち歩くという使い方は厳しいが、いざというときの持ち運びや、家庭内でのちょっとした移動ならば苦にならない重さだ。 OSは、Windows XP Professionalをプリインストール(前シリーズでは、すべてWindows XP Home Edition)。アプリケーションソフトは、オフィススイート「Microsoft Office XP Personal」をはじめ、DVDプレーヤー「InterVideo WinDVD 4」、CD/DVDライティングソフト「Drag'n Drop CD+DVD」、DV動画編集ソフト「MotionDV STUDIO Ver.4.6J for TOSHIBA」、DVD-R/RWオーサリングソフト「DVDfunSTUDIO」、DVD-RAM編集・記録ソフト「DVD-MovieAlbumSE」、はがき作成ソフト「筆ぐるめ Ver.10」、地図ソフト「プロアトラスW for TOSHIBA」、英日・日英翻訳ソフト「The 翻訳インターネットV7.0LE」、リカバリーCDなどが付属する。また、かわいいキャラクターがデスクトップ上を動き回るアクセサリーソフト「ぱらちゃん」も、バージョンアップした。 価格はオープンプライスで、予想店頭価格は24万円前後の見込み。先代モデルより3万円高い価格設定だが、Centrinoテクノロジ、DVDマルチドライブ、60GバイトのHDDを搭載したことなどを考慮すると、コストパフォーマンスの高い製品といえるだろう。白い筐体のスタイリッシュさがこの製品最大のポイントだが、パフォーマンスや拡張性もバランスよく両立し、家庭向けの何でもこなせる万能マシンに仕上がっている。 本製品の対抗馬は、富士通の13.3型液晶搭載モデル「FMV-BIBLO MG13D」(25万円前後)、NECのIEEE802.11a/bデュアル&MOBILITY RADEON 9000(32Mバイト)搭載モデル「LaVie M LM550/5E」(24万円前後)といったところ。いずれも、DVDマルチドライブやPentium Mを搭載し、サイズ、重量などのスペック構成、価格帯も近いマシンだ。 また、最上位モデルほどの高機能やパフォーマンスは必要なく、とにかく白いボディがお好みの場合は、モバイルCeleron/1.26GHzを搭載した下位モデル「C8/21DCMHN」が16万円前後から用意されているので、そういったチョイスもありだと思う。 dynabook C8/213LDDWのスペックは以下のとおり。
東芝「dynabook C」最新機種とコストパフォーマンス3スピンドルモデルが登場 関連リンク dynabook.com 東芝 [高柳政弘, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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