> レビュー 2003年6月27日 08:20 PM 更新

Inspiron 8500
デスクトップ向けCPUを搭載したBTO対応ハイパフォーマンスノート(1/3)

製品写真
総合評価8
デザイン7
パフォーマンス9
機能7
拡張性9
付属ソフト6
コストパフォーマンス6
レイティングポリシー

評価のポイント

デザイン

     筐体デザインは実用本位のシンプルなものを採用し、同社製品のトレンドとなっているシルバーとブルーのカラーリング。オリジナルカラーキットをオプション設定し、好みに合わせて外装のカスタマイズできる。

パフォーマンス

     CPUはモバイルPentium 4-Mを搭載しており、消費電力を抑えながらも十分なパフォーマンスを持つ。ビデオチップは2種類から選択可能となっており、どちらも申し分のない3D描画能力を持つ。

機能

     ディスプレイは横長タイプの15.4型を採用し、最高1920×1200ピクセルの液晶を選択できる。スティック式とタッチパッド式のポインティングデバイスを装備し、好みに応じて使い分けられる。

拡張性

     インタフェースに関しては、USB2.0対応のUSBポートを2ポート備えるほか、IEEE1394ポートも装備しており、DV編集なども楽しめる。オプションのアドバンスドポートリプリケータにも対応し、必要に応じて本体だけを持ち運ぶこともできる。

付属ソフト

     大手メーカーの製品と比べて添付アプリケーションは必要最小限だが、BTOで「Office XP Personal」などのアプリケーションも選択できる。このようなBTO製品ではソフトウェアの充実度よりも実売価格が重視されるため、大きなマイナスポイントにならないだろう。

コストパフォーマンス

     もっとも安い構成では20万円を切る価格設定も魅力。スペックを上げるとそれなりの支出が求められるが、投資に見合うだけのパフォーマンスと機能は十分に得られる。

総合評価

 同社のコンシューマー向けノートPCのフラッグシップに位置付けられている製品。15.4型の横長ディスプレイを搭載しており、最大1920×1200ピクセルに対応していて広大なデスクトップを利用できる。グラフィックスチップもコンシューマー向けノートPCとしては最高級のものを内蔵する。構成するパーツにより価格は異なるものの、最上位モデルが20万円を切る価格から手に入るということを考えると全体的に割安と言えるだろう。

ベンダー製品担当者からの一言

「Inspiron 8500」は、デスクトップに匹敵するパフォーマンスと操作性の向上を実現した「Inspiron」シリーズの最上位機種で、モバイルPentium 4プロセッサ2.0/2.20/2.40/2.60GHz-Mを搭載しています。最大2GバイトのDDR-SDRAM、最大60GバイトのHDDなどを搭載可能で、優れた拡張性とパフォーマンスを実現しています。また、NVIDIA GeForce4 4200 Go 64Mバイトグラフィックコントローラと、高精彩の15.4型ワイド液晶ディスプレイ(WXGA/WSXGA+/WUXGAの3種類から選択可能)の組み合わせにより、高度な3Dグラフィックス編集やオンラインゲーム、デジタルビデオ編集などにノートブックを活用するお客様に最適です。(デルコンピュータ マーケティング本部ノートブック製品マーケティンググループInspironブランドマネージャー 河上 千種)

評価機の主要スペック

CPUモバイルPentium 4/2.40GHz-M(BTOで変更可能)
液晶15.4型DELL Ultra Sharp WUXGA TFT液晶(BTOで変更可能)
チップセットIntel 845MP
グラフィックス(ビデオRAM)ATI Mobility RADEON 9000(32Mバイト)(BTOで変更可能)
メモリDDR SDRAM PC2100 256Mバイト〜2Gバイト(BTOで変更可能)
HDD60Gバイト(UltraATA/100)(BTOで変更可能)
光学ドライブDVD-ROM & CD-R/RWコンボドライブ(BTOで変更可能)
本体サイズ(W×D×H)361×274×38mm
重量3.3kg

[赤坂賢太郎, ITmedia ]

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