> レビュー 2003年6月27日 08:32 PM 更新

Inspiron 8500
デスクトップ向けCPUを搭載したBTO対応ハイパフォーマンスノート(2/3)

製品写真
総合評価8
デザイン7
パフォーマンス9
機能7
拡張性9
付属ソフト6
コストパフォーマンス6
レイティングポリシー

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横長の液晶ディスプレイで広大なデスクトップを構築可能


 Inspiron 8500の筐体デザインは実用本位のシンプルなもの。シルバーとブルーのカラーリングは最近の同社製品のトレンドとなっているが、オリジナルカラーキットをオプション設定し、好みに合わせて外装のカスタマイズが可能だ。


15.4型の横長ディスプレイは1920×1200ピクセルの液晶パネルが選択でき、デスクトップを広く使うことができる


本体背面。USBポートは2ポート備える。左端はS端子。シリアルやパラレルといったレガシーポートも用意されている

 ディスプレイは横長タイプの15.4型を採用している。アスペクト比は16:10まで、解像度は3種類から選択可能で、最高1920×1200ピクセルの液晶パネルを選択できる。この液晶パネルを選択した場合、ドットピットは0.17mmとなり、Windowsの標準解像度(96dpi)ではかなり見づらくなるため、大きなサイズ(120dpi)が標準設定となっている。専用ツール「クイックセットソフトウェア」が付属し、ディスプレイの解像度をワンタッチで変更可能だ。

モバイル向けCPUを搭載し、パフォーマンスとバッテリ駆動時間を両立

 Inspiron 8500のスペックは充実しており、コンシューマー向けノートPCの最上位モデルとしてラインナップされているだけのことはあるようだ。

 CPUはモバイルPentium4-Mを搭載しており、消費電力を抑えながらも十分なパフォーマンスを持つ。最速のもので2.60GHzとなっており、デスクトップ用のCPUを採用して最高2.66GHzまで用意しているInspiron 5100よりも動作クロックは低いが、「拡張版SpeedStep」など装備しているのでバッテリ駆動時間などのアドバンテージがある。BTOメニューでは2GHzから2.60GHzまで4種類の動作クロックから選択可能だ。チップセットはインテルの845MPを採用している。メインメモリ用のスロットは2基あり、最大2Gバイトまで増設できる。

 モバイル用のCPUを搭載しているため、CPUの処理能力が下位モデルよりも劣るが、グラフィックスチップはATI TechnologiesのMobility RADEON 9000(ビデオメモリ32Mバイト)とNVIDIAのGeForce4 4200 Go(同64Mバイト)のいずれかを選択できる。どちらもノート型としては最高級の性能を持つビデオチップで、高い3D描画能力を要求するゲームも快適にプレイできる。


PCMark2002Proのベンチ結果

[赤坂賢太郎, ITmedia ]

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