鳥肌が立つほどの解像力――絵づくりはプロバックに迫る勢い
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DCS Pro 14n:作例
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・作例01:ショッピングモール(RAWで撮影)
<撮影データ>使用レンズ:AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D、焦点距離:17ミリ、絞り優先AE(F16、1/10秒)、EV補正なし、ISO感度:80、WB:デイライト(高)(オリジナル画像はこちら)
フルサイズセンサーを満喫すべく、近所のショッピングモールへ。焦点距離を17ミリにしてトイショップの外観を撮影。フルサイズセンサーでなければこの画角は得られない。ファインダーをのぞいたときに、「銀塩の画角の記憶」が取り戻せる感動がある。
曇天の夕刻ゆえ、コントラストが不足したのっぺり写真になってしまったが、ビビッドカラーのトイブロックを鮮やかにとらえている。画面の四隅も、像が流れる不始末は見られず。きっちりとした描写をしてくれるカメラだ。ISO感度はもちろん80にすべし。
・作例02:おさい銭箱(RAWで撮影)
<撮影データ>使用レンズ:AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D、焦点距離:17ミリ、絞り優先AE(F11、1/8秒)、EV補正なし、ISO感度:80、WB:デイライト(高)(オリジナル画像はこちら)
神社のおさい銭箱。木目の雰囲気や金箔風塗料の質感・色再現が見事である。実にナチュラル。リバーサル風の彩度の高い発色にしたければ、撮影後にPhoto Deskのスライダを調整すればいい。背後の社(やしろ)は一見シャドーが落ち込んだように思えたが、PCに取り込んで拡大すると階調を豊かに保持していた。
この作例では三脚を使用している。三脚がある限り、光量不足はさほど気にならない。1/2秒以下の露光時間にならないことにだけ留意し、低速シャッターで絞り込んだ広角写真をどんどん楽しもう。ここでももちろんISO感度は80にすべし。
・作例03:住宅街(RAWで撮影)
<撮影データ>使用レンズ:AF-S VR Zoom Nikkor ED70〜200mm F2.8G(IF)、焦点距離:200ミリ、絞り優先AE(F2.8、1/250秒)、EV補正なし、ISO感度:80、WB:デイライト(高)(オリジナル画像はこちら)
明るいVR付きズームを絞り開放にして手持ち撮影。高級住宅街の電柱や緑をジオラマに見立てて背景をボカし、主役の赤いボルボを引き立てた。
D1XでもすばらしいAF速度&精度を体感させられたが、14nでもまったく同様にシビれてしまう「レスポンスの良さ」を感じさせてくれるレンズである。夜の帳(とばり)が下りつつある時間帯だったが、明るいズームなので手持ちでも不安を感じないで済んだ。
シャドー部の葉っぱの緑色をはじめ、電柱や街路樹に差す西日が趣きのある色合いになっている。デイライト(高)のホワイトバランスがジャストミートな天候、時刻だったようだ。
AFを赤いボルボに合わせてフォーカスロックしてから構図をつくっている。優秀なレンズの実力を忠実に引き出すこの1400万画素機は、やはり最高のレンズテスターだ。ISO感度は80。
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