64ビット・コンピューティングでともに未来を目指す 〜インテルが語るJCS〜(1/2)JCSはインテルのチャネル構想の頂点であるプレミア・プロバイダの中でも、優れた開発力と顧客からの厚い信頼を得ているサーバ部門のプレミア・プロバイダだ。インテル側からみたJCSについて話を聞いた
インテル チャネル事業本部 第二チャネル営業部 部長 茂手木真治氏
JCSが参加しているインテルのチャネルプログラムとは、CPU、マザーボードなどのインテル製品を使用し、インテグレートした形でエンドユーザーへ提供するプログラムのことだ。単純に製品を取り扱うだけではなく、最終製品として市場へ出せることが第一の基準になるというわけだ。 チャネルプログラム中インテルプロダクト・インテグレータ・プログラムには日本では500社、インテルプレミア・プロバイダ・プログラムには7社が参加している。この中でJCSの位置付けはどのようなものなのだろう。インテルの第二チャネル営業部長の茂手木真治氏に話を伺った。 中山:JCSがプレミア・プロバイダに参加することになったのは、どういった経緯からなのですか? 茂手木:日本国内では7社がプレミア・プロバイダに認定されており、JCS様はサーバ分野3社中の1社として参加されております。プレミア・プロバイダに関してJCS様の方から積極的なアプローチがあり、参加基準についての根本的なプログラムと期待値的な部分を実力で乗り越えて頂いた上でプレミア・プロバイダとして正式に認定されました。 サーバ関連製品を企画販売していく部分で、経験値が豊富ですし、ビジネス面においても積極的に展開しておられます。プレミア・プロバイダの本質は、一緒になってビジネスを伸ばしていく中で、インテルのブランドをマーケットに広げていただくという意味合いが根本にあります。極端な話ですが、気力があっても成長が見込めないのではプレミア・プロバイダとして認定差し上げられません。 JCS様はファイナンシャル的な部分を含め、総合的な実力を既にお持ちになっています。実際に伸びておられますし、インテルの製品を中心にすえる形で彼らのビジネスを展開してゆくという、理想像とも合致していますね。 中山:サーバ部門のプレミアム・プロバイダということですが、PC部門との差はどこにあるのでしょうか? 茂手木:PC部門とサーバ製品との差としては、各々のハードウェアの信頼性、サポート力が高いのは当然ですが、サーバ製品という性格上エンドユーザー様から信頼されるさらに高い製品信頼性、提案力およびサポート力、企業ポリシーを持って頂いていることなどが重要です。 販売された製品にトラブルが多ければ、インテルもJCS様も評判を落とすことになってしまいます。つまり、開発力だけではなく保守部分がしっかりしていなければなりません。製品についても、大規模サーバから家庭内で使うサーバまで広いレンジがあります。その中からチャネル向きサーバ製品群をトップエンドとして扱っていただく実力があるかも重要なのです。 JCS様はそういったポイントはもちろん、実力値やビジネスポリシーなどの条件が合致していますし、エンドユーザー様の信頼にも応えていただいております。
プレミア・プロバイダには参加するためのプログラムが多数ある。中でもサーバ部門はインテルのチャネル構想の頂点に位置している
中山:サーバについて、今後の展開などをお聞かせください。 茂手木:これまでのJCS様のサーバは、大学などを代表としたアカデミックユーザーが多かったと伺っておりますが、今後はHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)製品に重点を移し、エンタープライズユーザーをも視野に入れて行こうと考えていらっしゃる。 [中山一弘(ユータック), ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 1/2 | 次のページ モバイルショップ
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