事業コンセプト
モバイルコンピューティングの発展と情報ダウンタイムの削減(1/2)

東芝は、個人や企業が情報と分断される時間を“情報ダウンタイム”と表現する。そして東芝製ノートPCの基本コンセプトとして、情報ダウンタイムを削減することを明確に打ち出している

 今、コンピュータを用いたビジネスのスタイルが大きく変わろうとしている。バッテリ技術、省電力技術、薄型・軽量化技術、そして通信インフラの変化などにより、モバイル環境でのPCの重要性、利便性が高まっているからだ。その結果、移動時間の有効活用や情報共有など、様々な面で新しい価値が生まれている。

 しかしPCの利用価値がより高まる(すなわちPCへの依存度が高まる)ことで懸念されるのが、様々な理由によるトラブルである。PCの価値が高まるほどに、ダウンタイムによって受けるダメージは大きくなるからだ。

二つの大きな変化がもたらすワークスタイルの変化

 仕事の道具として不可欠な存在となったPCだが、そのPCの付加価値を一層高める革新が、この数年ほどで起こった。変化は大きく分けて二つある。ノートPCの進化とブロードバンドの普及である。

 従来のノートPCは、一部の機種/ユーザーを除けば、デスクトップの代替、および会議室に持ち込むなどのトランスポータブル用途が多く、ノートPCを常に携帯するという文化は根付いていなかった。現在、会議室を見回しても、ノートPCを持ち込むのではなく、手帳にメモを記しながら会議に参加している人が圧倒的多数を占めるだろう。

 しかしノートPCを取り巻く状況は、ここ数年で大きく変化。製品としてもこの1年ほどで大きく伸びている。企業への無線LANの普及、プロセッサ速度の高速化、ハードディスクの大容量化といったハードウェアの進化が進み、ノートPCを携帯してバッテリ駆動させるという使い方をリアルなものにした。

 加えてワイヤレス環境の整備が急速に進んだことが、ノートPCを携帯することの価値をさらに高めている。社内のどこに移動しても、無線LANで電子メールはもちろん、あらゆる業務アプリケーションにリーチできる環境は、決して珍しいものではなくなった。

 また家庭からブロードバンド接続が一般化し、都市部の数多くの場所には、無線LANでインターネットを利用可能なホットスポットが急速に増加してきている。これにVPNによるリモート接続ソリューションが組み合わさることで、会社のデスクでなくとも、いつでも必要な情報へと手が届くようになってきた。

 つまりノートPCさえあれば、社内、出先、自宅など、あらゆる場面で、机の上にいるのと同じ情報環境が得られるわけだ。たとえば、朝出社するとデスクの上にあるPCを用いて必要な資料や提案書を用意し、客先でのプレゼンテーションを終えて帰社。営業レポートを書きながら、情報システム部のまとめた情報に目を通しつつ、翌日からの戦略を練るといった営業マンのサイクルは大きく変わる。必ずしも“会社”を起点にする必要はなくなるからだ。

モバイルワーキングがもたらす大きなコスト削減効果

 ノートPCを携帯するモバイルワークスタイルは、様々な面で仕事に革命をもたらす。その最も大きな効果はスピードアップとコスト削減である。

 会社のデスクを起点にしたワークスタイルの場合、ユーザーは“机の上”にしか情報との接点が存在しない。これでは急な状況の変化について行くことができない。極論すれば、机の上で社内LANにコンピュータが繋がっている時にしか、最新の情報を前提とした正しい判断ができないことになる。

 しかしモバイルワークスタイルを実践可能な環境を整えれば、ユーザーは必要な時、ネットワークに接続できる環境であればどんな場所でも、最新の情報へと手を伸ばすことができる。日本においては、第3世代携帯電話やPHS網などにより無線WANの整備が進んでおり、それらと無線LAN技術、ブロードバンド環境を活用することで、モバイルワークスタイルの実現は難しくない。

 しかも、モバイル時代に即したワークスタイルへと移行することは、最終的なコスト削減にも繋がる。モバイルワークスタイルでは、場所に囚われることなく、あらゆる場所で情報へとリーチでき、常にノートPCを携帯することの価値を高める。その結果、ノートPCを携帯するようになれば、ビジネスの現場で無駄な時間となりやすい移動時間などを生産活動に割り当てることが可能になるからだ。たとえ移動時間のうち、一日平均で15分を割いただけでも、月あたり(1カ月=20日の稼動)に直せば5時間分もの貴重な時間を効率化できる計算になる。

 “デスクトップPCからノートPCへと移行することでTCOを削減できる”とは、よくある営業文句だが、ノートPCのイニシャルコストはデスクトップPCよりも高くなりがちだ。それでもなおTCO削減になるのは、ノートPC導入によってワーキングスタイルに変化をもたらすからである。

モバイル時代に求められる“価値”を提供する東芝

 もっとも、モバイルコンピューティングの実践にはリスクも伴う。ノートPCを携帯することの価値が高まれば高まるほど、その中に収められている情報の価値は高くなるが、携帯している時間が長くなるほど情報を盗まれる確率も高くなるからだ。

 情報への接点をデスクの上だけにしておけば、社外からその情報を盗まれる確率は低い。しかし、情報をノートPCと共に持ち出してしまった時点で、盗難、置き忘れ、あるいはパスワードタイプの盗み見やインターネットからの攻撃などなど、様々なリスクを背負わなければならなくなる。

 そうした中、東芝はモバイルワークスタイルを実践するための、様々なソリューションを提供している。ノートPCという市場を創出し、企業に対して数多くのシステムを提案してきた東芝ならではのノウハウがそこにはある。

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ビジネスモバイル最前線:東芝ノートPCのアドバンテージを探る

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