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2003年9月18日 12:46 PM 更新
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Apple Expo Paris
スティーブ・ジョブズ氏基調講演フォト詳報(3/3)
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PowerBook G4のラインナップ一新
開始から1時間が経過。スクリーンに「ノートブックの年」と表示される。まずはPowerBook G4 17インチから。PowerPC G4/1.33GHz、最大2GバイトのDDRメモリ、64MバイトDDRメモリ搭載のATI Mobility Radeon 9600の採用と、予想されていた仕様が次々に発表される。USB 2.0の採用では歓声が上がる。これで、PowerBookユーザーも数多くのWindows PC向けストレージ製品が利用可能になる。
続いてPowerBook G4 12インチ。Power PC G4/1GHz、最大1.25GバイトのDDRメモリ、GeForce FX Go 5200、そして、待望のDVIコネクタがついに12インチモデルにも搭載された。12インチモデルをオンリーワンとして使うユーザーには朗報で、Apple Cinema Displayが利用可能になる。
最後はお待ちかね、PowerBook G4 15インチがチタニウムからアルミニウムになることが発表される。17インチモデルとの相違点は搭載CPUの動作クロックのみ。バックライトキーボード(AirMac Extremeカードとともに標準モデルではオプション)が採用される一方、PCカードスロット搭載は従来通りとなっており、12/15/17インチというラインナップの中で、オールラウンドで使えるPowerBook G4として売れ筋になることは間違いない。
いずれの製品も今日から発売され、従来よりも控えめなユーロ価格が提示されると、ふだん高めの製品を「買わされている」ヨーロッパのユーザーは大いに湧いた。しかし基調講演会場での実機のお披露目は行われなかった。そして……
USB 2.0の採用はすべてのPowerBookユーザーにとって朗報だ。FireWire 400はレガシーインタフェースの道を歩むのだろうか?
PowerBook G4 12インチにユーザー待望のDVIコネクタの採用が発表されると会場からは大きな拍手が
PowerBook G4 3兄弟。テレビではないが、スクリーンサイズが選択の大きな基準になる。スクリーンが大きければ高機能で重い。小さければ機能は制限されるが軽い。あなたはどれを選びますか?
One more thing...
「One more thing...」。懐かしい響きだ。かつて何度も使われたスティーブ・ジョブズCEOの名台詞をパリでも聞くことになった。ワイヤレスキーボードとマウスの発表だ。Mac OS X 10.2.6以上で対応する。ドル表示より「高め」となったユーロ価格に観衆からはため息が漏れたが、今回発表したPowerBook G4シリーズはすべてBluetoothを内蔵しているとアピールし、上機嫌で基調講演を締めくくった。
かつては頻繁に使われた「One more thing...」のセリフ。隠し玉はなにか? 大物か、小物か? 緊張の一瞬だ
ワイヤレスキーボード。マウスは単3電池2個で3カ月、キーボードは4本で9カ月利用可能だ。PowerBookユーザーの机上での操作性向上に期待
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[飯嶋淳, ITmedia
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