> レビュー 2003年11月5日 03:00 PM 更新

フルモデルチェンジしたB5ノートの実力機――LaVie J LJ700/7E(2/3)


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 ネットワーク機能の強化ポイントは、無線LAN機能に関してだ。従来モデルではIEEE 802.11a/bのデュアルバンド対応となっていたが、LJ700/7EではIEEE 802.11a/b/gのトリプルバンド対応へと強化された。対応製品の価格が安価なことから、このところIEEE 802.11g対応の無線LAN機器が一気に普及しつつあるが、LJ700/7Eでも標準サポートされたことによって、どのような無線LAN環境にも柔軟に対応できるようになった。


LJ700/7Eに搭載されている無線LAN

 また、ハードディスク容量が、従来モデルの40GBから倍増の80GBへと強化されている。マルチメディア機能重視のA4フルサイズノートでも、これだけの容量のハードディスクが搭載されることは少なく、まさに破格の容量と言える。

ACアダプタ不要の外付けCD-RW/DVD-ROMコンボドライブが標準添付

 従来機種では、ACアダプタ不要のCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ「マルチプレードライブ」が利用可能という特徴があったが、LJ700/7Eでもその特徴はそのまま踏襲されている。

 本体左側面に用意されているUSB 2.0コネクタのそばに、マルチプレードライブ用の電源コネクタが設けられており、専用ケーブルを利用してマルチプレードライブを接続することで、ACアダプタを接続することなくマルチプレードライブを動作させることが可能となっている。そして、このマルチプレードライブはLJ700/7Eに標準添付されている。


本体左側面に用意されているマルチプレードライブ用の電源コネクタ

 一般的な外付け光学ドライブは、ACアダプタを接続しなければ動作しないため、外出時にドライブ本体と接続ケーブル、ACアダプタを持ち歩かなければならない。しかもその場合は、電源コンセントのある場所でしか利用できない。しかし、LJ700/7Eとマルチプレードライブの組み合わせであれば、電源コンセントのない場所でも利用できるため、光学ドライブの利用場所に悩まされることはない。


マルチプレードライブは付属のスタンドを使えば縦置きも可能

 最近では、ちょっとした資料もCD-ROMで配布されることが多くなり、ビジネスシーンでも光学ドライブを利用する機会が増えているはずだ。一刻も早くCD-ROMの内容を閲覧したい場合など、利用場所を問わないマルチプレードライブがかなり活躍してくれるだろう。

 ちなみに、本体左側面のUSB 2.0コネクタは、マルチプレードライブ専用ポートではなく、通常のUSB 1.1/2.0対応製品も接続して利用できる。また、本体右側面にはUSB 2.0コネクタが2個用意されているほか、従来機種同様CFスロットもあり、高い拡張性が確保されている。


右側面のUSBコネクタ、CFスロット。PCカードスロットは左側面にある

[平澤寿康, ITmedia ]

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