今からでも間に合う! 携帯電話の写真からユニークな年賀状を作る(2/3)
これで、携帯電話の写真をPCに取り込めるようになった。続いては、「年賀状の作成!」となるわけだが……、その前にPCのメモリ搭載量を確認しておこう。 年賀状の作成には、画像処理ソフトやアルバムソフト、または年賀状作成ソフトを使用することになる。ただし、こういったソフトで複数の写真を快適に扱うには、それなりにメモリを搭載する必要がでてくるのだ。 携帯電話で撮った写真はデジタルカメラで撮った画像に比べれば画素数が小さいが、その分たくさん貼り付けて面白い年賀状を作り出すと、非常にPCの処理速度が遅くなる。最近は携帯電話の写真も画素数が大幅にアップしているので、本当にあなどってはいけないのだ。高解像度の写真を複数同時に扱うには、メモリの増強は必須と考えよう。 メモリの増設は、メモリを購入し、PCのメモリスロットに差し込むだけでOK。特に難しい作業はない。ただし、メモリの種類には十分注意しよう。現在使用されているPCの多くは、「SDRAM」または「DDR SDRAM」と呼ばれるメモリが使用されている。これらの2種類のメモリは規格が異なるため、自分のPCにあったメモリしか利用できない。取扱説明書やカタログを参考に、自分のPCが対応しているメモリの種類を確認しよう。 また、「SDRAM」のPC133/PC100、「DDR-SDRAM」のPC3200/PC2700/PC2100といった対応周波数の違いにも注意する必要がある基本的にメモリの対応周波数は上位互換となるので、たとえばPC3200のDDR-SDRAMは、PC2700やPC2100として利用することも可能だ(その逆は不可)。
デスクトップPCのメモリスロット。空いているスロットにメモリをしっかりと差し込めばよい(増設作業は、PCの電源ケーブルをコンセントから抜いた状態で行うこと)
DDR-SDRAM PC3200のメモリ「DD400」。バッファローでは、256Mバイト/512Mバイト/1Gバイトの3種類を発売している
SDRAM PC133のメモリ「VS133-2」。バッファローでは、128Mバイト/256Mバイトのメモリを発売している
これで携帯電話の写真は準備はOK。しかし、どうせ年賀状を作成するならデジタルカメラで撮影した写真も利用したい。このような場合は、バッファローのカードリーダー/ライターを用意しておくと便利なのだ。 デジタルカメラで使用されるメモリカードは「スマートメディア」「メモリースティック」「SDメモリーカード」など、いくつかの種類がある。そして最近は「xD-Picture Card」というメモリカードを使用するデジタルカメラも増えてきた。こういったメモリカードから写真データをPCに読み取る場合にも、カードリーダー/ライターは有効だ。
「xD-Picture Card」に対応するカードリーダー/ライター「MCR-XD-LT/U2」)。コンパクトなので持ち運びにも向いている。Windows XP/Me/2000、Mac OS 9以降/Mac OS X 10.1以降/10.2以降では、ドライバのインストールなしで利用できる またバッファローの「MCR-8U/U2」は、「xD-Picture Card」はもちろん、「スマートメディア」「メモリースティック」「メモリースティックPRO」「コンパクトフラッシュ」「マイクロドライブ」「SDメモリーカード」「MMC」といった8種類のメディアに対応。つまり、これ一台でほぼ全機種のデジタルカメラに対応できてしまう。さらに、「SDメモリーカード」を利用する携帯電話とデータ交換を行うことも可能となる。
全部で8種類のメモリカードの読み書きができる「MCR-8U/U2」。USB 2.0にも対応 「MCR-8U/U2」「MCR-XD-LT/U2」とも、利用方法は前述のカードリーダー/ライターとほぼ同じ。メモリカードを差し込み、USBに接続するだけで、データの読み書きが行える。
[相澤裕介, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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