> 特集 2003年12月17日 06:05 PM 更新

今からでも間に合う! 携帯電話の写真からユニークな年賀状を作る(3/3)


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そして年賀状の完成!

 これで材料をすべてPCに取り込むことができた。早速年賀状の作成に入ろう。

 年賀状ソフトは本当にいろいろある。PCやプリンタの購入時についてきたものを使ってもいいだろうし、より高機能を求めるのであれば、市販のパッケージソフトを購入するのもいいだろう。ハードウェアに予算を使い果たしてしまった人でも、PCにインストールされてくるWordなどがあれば、ちゃんとした凝った年賀状を作ることができる。

 では今回は、Wordで作成した例をご紹介する。

 まずはメインの写真を。デジタルカメラなら200万画素以上で撮影していれば、年賀状の半分程度を占める写真に使用しても、十分なクオリティとなるだろう。カメラ付き携帯電話でも200万画素タイプはあるが誰もが持っているわけではないので、大きく使うならデジタルカメラと考えておいたほうがいい。


デジタルカメラや高解像度カメラ付き携帯電話で撮影した写真は、大きく印刷してもOK

 でもそれだけではつまらない。せっかくたくさんの素材があるのだから、複数の写真を貼り付けてみてはいかがだろうか。きっとオリジナリティのある年賀状になるに違いない。こういう場合なら、「写メール」や「iショット」で撮った写真も十分に使用可能だ。


「写メール」や「iショット」用の写真は、できるだけ小さく印刷する


文字や飾りを加えれば、年賀状は完成だ

 デジタルカメラや高解像度のカメラ付き携帯電話の写真を小さくしてちりばめるのも、もちろんOK。ただし大きなデータを大量に貼り付けることを考えれば、前のページで紹介したメモリの増量は行っておきたい。

 というわけで、高画質のデジタルカメラの画像と、カメラ付き携帯電話の画像を組み合わせた年賀状も、このようにすればばっちりだ。年賀状だけでなく、春の入学シーズンや暑中見舞いなどにも、どんどん応用してみよう。

ついでに、写真のデータベースも作成しよう!

 年賀状を作成したついでに、携帯電話やデジタルカメラの写真をすべてPCにバックアップしておこう。これらの作業もカードリーダ/ライターがあれば簡単に実行できる。日頃から写真データをPCで保管する癖をつけておけば、毎年の年賀状にはもう困らないだろう。

 こういった写真データベースの作成に便利なのが、より大容量のHDD。年の瀬でもあるので、PCのHDDの整理もしてみてはどうだろうか。

 最近では、デジタルカメラも400万画素以上の製品が普及してきた。それに伴い、一枚あたりの写真データ容量も大きくなる傾向がある。つまり、たくさんの写真データを保管するには、十分な容量を持つHDDが必要となるのだ。HDDの空き容量が不十分という人は、外付けHDDを購入するのが手軽だろう。

 バッファローの「HD-DU2シリーズ」は、USBケーブル1本で増設できる外付けHDD。もちろん、USB 2.0にも対応しているのでスムーズなデータの読み書きが行える。また、ヒートシンクを採用しているため、動作音が静かなのもポイントだ。


USB 1.1&2.0対応のHDD「HD-DU2シリーズ」。120Gバイトと160Gバイトの2種類が販売されている

 さらに、「HD-DU2シリーズ」の「ダイレクトコピー機能」も忘れてはいけなう。「ダイレクトコピー機能」とは、「HD-DU2シリーズ」の前面にあるUSB端子にデジタルカメラやカードリーダー/ライターを接続するだけで、写真データをHDDに直接取り込める機能。PCの電源をONにする必要がないのだ。

 HDDとデジタルカメラもしくはカードリーダー/ライターだけで、作業を完結できるのが便利といえる。写真データの保管に最適のHDD「HD-DU2シリーズ」。一度使うと手放せない製品となるに違いない。


デジタルカメラやカードリーダー/ライターを接続し、「COPY」ボタンを押すだけで写真データをHDDにコピーできる


この記事の目次
携帯電話の写真を年賀状に! まずはPCにとりこもう
メモリを増強しておこう、デジカメ大容量画像もスムーズに
そして年賀状は完成へ、画像データを貯めるなら外付けHDDも

[相澤裕介, ITmedia ]

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