総務省と中国科学技術部は8月26日、4G携帯の研究開発や標準化で協力体制を構築すると発表した。局長クラスでの覚書を締結したという。
情報通信分野で、日中協力を強化することが目的。次世代移動通信システムをグローバルなシステムにすべく、協調体制をとる。
具体的には、年1回程度局長、司長級の会談を実施し、移動通信技術の研究開発や標準化、人材育成などでどう協力するか意見交換する。 また年1回程度、日本・中国あるいは日本・中国・韓国で、産官学が参加する技術討論会を共同で開催する。
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