写真と動画で見る「BlackBerry Bold」(1/2 ページ)
ドコモから2008年度第4四半期(2009年1〜3月)の発売が決まったBlackBerryの最上位モデル「BlackBerry Bold」。その外観と、従来の「BlackBerry 8707h」とは変わったポイントを簡単に紹介しよう。
2006年9月に、NTTドコモが英語版の「BlackBerry 8707h」を発売してからはや2年。2007年7月には日本語対応を果たしたが、ながらくモデルチェンジがなかったドコモのBlackBerryサービスに、待望のハイエンドモデルが登場した。
これまでのBlackBerry 8707hは、やや厚みのあるストレートボディに大きなQVGA(320×240ピクセル)ディスプレイとQWERTYキーボードを搭載したモデルで、カメラもなく、音楽や動画を再生する機能もなかったが、今回投入する「BlackBerry Bold」は、法人ユーザーのコンシューマーユースにも配慮し、マルチメディア機能を充実させているのが特徴だ。
外観は、従来モデルより高級感が増し、薄くなっていることと相まって手にしっくりなじむデザインとなった。ボディサイズは幅66ミリ、高さ114ミリ、厚さが15ミリで、本体カラーはBlackのみ。裏面は革風に仕上げてあるため指紋も目立たない。簡単操作の要だった本体右側面のトラックホイールは、本体中央のトラックボールに変わり、より軽快な操作を実現している。トラックボールの感度はユーザーの好みに合わせて調整可能だ。
QWERTYキーは、左右の指で押しやすいよう、左半分は左下から右上に、右半分は右下から左上に盛り上がっており、指がかりがいい。トラックボールとキー面は、液晶ディスプレイ右上にある照度センサーと連携し、暗い場所では白いバックライトが点灯する
なおドコモから発売する国内モデルでは、2100M/1900M/850M/800MHzの周波数帯をサポートしており、FOMAプラスエリアが利用できるのも大きな特徴となっている。地方では2GHz帯だけでなく800MHz帯を使ったFOMAエリアの拡大が行われており、FOMAプラスエリアに非対応の端末では使えない場所も出てくるが、FOMAプラスエリア対応のBoldなら、国内のほとんどの場所で利用できる。
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