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Symbian Foundation、日本オフィスをオープン
Symbian Foundationが、日本国内の活動拠点として「Symbian Foundation Japan」をオープン。日本のメンバー企業のサポートや開発コミュニティの活性化に向けた活動を行う。
英Symbian Foundationが6月1日、日本の活動拠点としてSymbian Foundation Japanを開設した。日本オフィスのオープンを機に、シンビアン・プラットフォームの普及と利用促進に向けた活動を本格化させる。
具体的には、Symbianプラットフォームを利用した機器やソフトウェアを開発する企業のサポート、開発コミュニティ/ワーキンググループの創出と支援、開発者向けセミナーの開催、Symbianプラットフォームに関する基本情報やリリース、各種情報の日本語化、国内におけるSymbianプラットフォームの普及と促進に向けたプロモーション活動を行うとしている。
Symbian Foundationは、Symbian OSベースの携帯電話向けソフトウェアプラットフォームの普及と推進を目的とした非営利団体。Symbian OSは2010年の半ばをめどにオープンソース化され、パブリックライセンスとして公開される予定だ。
日本ではシャープや富士通が、Symbian OSを搭載したドコモ向け端末を開発しており、NTTドコモはSymbian Foundationに創立メンバーとして参画している。
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