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佐賀バルーンフェスタでエリア限定ワンセグの実証実験

サガテレビが「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」でエリア限定ワンセグの実証実験を実施。南北約1キロにわたる会場全体でエリアワンセグの視聴を可能にした。

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Photo 佐賀インターナショナルバルーンフェスタで実施されたエリア限定ワンセグの実証実験

 電通国際情報サービスは11月4日、「2009佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の会場でサガテレビが実施した、エリア限定ワンセグの実証実験に協力したことを発表した。

 この実験は、会場内の電波伝搬状況やワンセグを通じた携帯コンテンツ配信の有効性を調査するとともに、一般来場者にワンセグの利便性をアピールすることを目的に実施したもの。電通国際情報サービスと朝日放送が共同開発したネットワーク対応型エリア限定ワンセグシステム「ワンセグ・ボックス.Net」を活用し、サガテレビが実験試験局「STSバルーンch」を開局。10月30日から11月3日まで佐賀県佐賀市で開催された佐賀バルーンフェスタの会場で、熱気球競技の映像やイベント情報などを放送した。

 今回の実験では、2台の電波送信ユニットを会場に設置して同一内容の電波を送信し、南北約1キロにわたる会場全体でエリア限定ワンセグの視聴を可能にしたほか、建造物などによる受信不可能エリアを大幅に削減することに成功した。また、インターネットVPN網を利用することで、一般に普及している回線でネットワーク対応型エリア限定ワンセグシステムが問題なく利用できることを実証したという。

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