台湾のAcerは11月23日、タブレット市場への参入を発表した。2画面タブレットと、Android、Windows搭載のタブレットを投入する。
2画面タブレット「ICONIA」は、東芝の2画面タッチパネルノート「libretto」を大きくしたような外見。耐久性のあるGorilla Glassでカバーした14インチ(1366×768)のマルチタッチスクリーンを2つ搭載する。10本の指での同時タッチもサポートし、下のディスプレイに両手のひらを置くと、バーチャルキーボードが起動する。
ICONIAはIntelのCore i5、Windows 7 Home Premium、最大4GバイトのDDR3メモリ、Wi-Fi、HDMIポートを搭載し、HDD容量は320G〜750Gバイトから選択可能。重さは2.8キロで、バッテリー駆動時間は3時間。(→詳細記事)
Androidタブレットは10.1インチ、7インチの2機種を提供する。いずれも2011年4月に発売予定で、Wi-Fiと3G接続に対応する。10.1インチモデルは、HDMIポートやジャイロスコープを備え、1080p動画の再生をサポートする。7インチモデルはデュアルコアプロセッサ、前面HDカメラ、Flash Player 10.1、Dolby Mobile Technologyを備え、HDMI、DLNAをサポートする。
タブレットに近い4.8インチのAndroidスマートフォンも投入する。ディスプレイは縦横比21:9、1024×480ピクセル。800万画素カメラやFlash 10.1を搭載する。
また10.1インチのWindowsタブレットも2011年2月に発売する。AMDプロセッサと、前面と背面に130万画素カメラを1台ずつ搭載。Wi-Fiと3G接続に対応する。
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