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話した言葉をテキスト変換、Twitter投稿や検索も――ニュアンス、iPhoneアプリを公開
面倒な文字入力をせずに、声で検索やTwitterへの投稿が可能に――。ニュアンスコミュニケーションズが、音声認識技術を活用したiPhone/iPad向けアプリ2種を公開した。
ニュアンスコミュニケーションズジャパンは12月15日、音声認識技術を活用した2種類のiPhone/iPadアプリ「Dragon Dictation」と「Dragon Search」を公開した。いずれも無料でダウンロードできる。
Dragon Dictationは、アプリを起動して端末に話しかけると、話した言葉を自動でテキスト化するアプリ。句読点や記号も、「てん」「まる」「はてなまーく」などと発話することで入力できる。文字入力操作をする必要なしにテキストを生成できるのが特徴で、テキスト化したデータはクリップボード経由でメールに送ったり、TwitterやFacebookに投稿したりできる。
Dragon Searchは、検索したい言葉を発話するだけで、複数サイトの検索を行えるアプリ。アプリを起動して検索したい言葉を発話すると、GoogleもしくはYahoo!(設定で選択可能)、Twitter、Wikipedia、Youtube、iTunesを横断的に検索できる。検索結果はタブで表示され、スライド操作で切り替え可能。詳細情報にはタップ操作でアクセスでき、iTunesでは購入画面にアクセスできる。
記事中のアプリ
- →App Storeで「Dragon Dictation」をダウンロードする(リンクをクリックするとiTunesが起動します)
- →App Storeで「Dragon Search」をダウンロードする(リンクをクリックするとiTunesが起動します)
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多機能化が進み、1台でさまざまな使い方ができるようになった携帯電話だが、一方で“操作が難しい”“機能が多すぎて見つけられない”といったユーザビリティ上の問題も浮上している。米Nuanceのウィヤーズ氏は、音声認識アプリケーションのVSuiteと文字入力システムのXT9や検索用新アプリケーションのT9Navを組み合わせることで、こうした問題を解決できると話す。
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