スマホ仕事活用の第1歩 カレンダー&書類閲覧アプリを入れよう(2/2 ページ)
せっかく入手したAndroidを仕事に生かさないのはもったいない――Androidのビジネス活用の第1歩として、スケジュールアプリやドキュメント管理アプリを入れてみてはいかがだろうか?
いつでもどこでもドキュメントをスマートに管理する
スマートフォンを使うと、外出中でもビジネスドキュメントを手軽に閲覧できる。標準機能で文書を閲覧できる場合もあるが、アプリを使えば内容の編集やPDFの作成といった高度なこともできるようになる。今回は、ドキュメント管理アプリとして「Documents To Go」を、さらに写真をPDF化してスマートフォンを簡易スキャナのように利用できる「Scan2PDF Mobile 2.0」を紹介しよう。
Office文書を管理できる「Documents To Go 3.0 Main App」
Documents To Go 3.0 Main Appは、ビジネスシーンでよく利用される、Word、Excel、PowerPointのファイル、さらにPDFを閲覧できるアプリだ。
同アプリは無料版と有料版の2種類が用意されている。無料版ではドキュメントの閲覧が可能。有料の「Documents To Go Full Version Key」を購入すると内容の編集や新規作成などが可能になり、文書のズームやメール送信、フォントのサイズや種類、太文字や下線などの設定、関数の入力など、PCのように細かい変更や編集ができるようになる。有料版の価格は約1242円(2011年1月27日時点)だ。
有料版の編集機能を使えば、移動中にプレゼン内容を変更したり、資料を確認したりすることも簡単。また、メールで資料を送付できるので、例えばPCのない環境で、依頼された見積書をすぐにAndroid端末で作成してメール送信、といったこともこなせてしまう。
- →Androidマーケットで「Documents To Go 3.0 Main App」をダウンロードする(PCからはアクセスできません)
写真を簡単にPDF化できる「Scan2PDF Mobile 2.0」
「Scan2PDF Mobile 2.0」は、端末内にある画像を簡単にPFD化できるアプリ。アプリで写真を撮影するか、保存されているデータを選択するかのどちらかを選び、「Make PDF」ボタンを押すというシンプルな使い勝手が特徴だ。出力サイズはA4もしくはレターサイズを選べ、画質は3段階で設定できる。もちろん、作成したファイルをメールで送信することもできる。
無料版ではPDFにウォーターマーク(透かし)が入ってしまうが、有料版にアップグレードすれば解消される。まずは無料版で使い勝手を確かめて、必要と感じたら有料版にアップグレードするといいだろう。価格は約526円(2010年1月27日時点)だ。
このアプリを使えば、社内外の打ち合わせ時に資料やホワイトボードをカメラで撮影してすぐにPDF化し、チームメンバー全員にその場でメールを送信して情報共有を行う、といったことが簡単にできる。Android端末がいつでもどこでも持ち運びできるスキャナーになるわけだ。ビジネスのさまざまな場面で役立つことだろう。
- →Androidマーケットで「Scan2PDF Mobile 2.0」をダウンロードする(PCからはアクセスできません)
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