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「BlackBerry PlayBook」がタブレット初の米国機関認定を取得
RIMのタブレット端末「BlackBerry PlayBook」が、セキュリティに関わる米国連邦標準規格「FIPS 140-2」の認定を取得。米政府内での利用が認められた初のタブレット端末になったという。
リサーチ・イン・モーション・ジャパンは8月3日、カナダResearch In Motion(RIM)のタブレット端末「BlackBerry PlayBook」が、「FIPS 140-2」認定を取得し、米国連邦政府内での利用が認められた初のタブレット端末になったと発表した。
FIPS 140-2は、暗号モジュールに関するハードウェア/ソフトウェアのセキュリティ要件を規定した米国連邦標準規格。BlackBerry PlayBookは7月21日に同規格の認定を得た。RIMでBlackBerry Security上級副社長を務めるスコット・トツケ(Scott Totzke)氏は、今回の認定取得を「セキュリティ意識の高い各種機関のニーズに応えるために取り組んできたRIMのたゆまぬ努力を証明するもの」とし、「米国政府内の各機関に展開できることを光栄に思う」とコメントした。
BlackBerry PlayBookは、マルチタスクに対応する独自OS「BlackBerry Tablet OS」や7インチディスプレイを採用したタブレット端末。4月に米国で販売をスタートしたのち、世界16の国と地域に販売エリアを拡大した。日本では販売されていない。
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