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NTTドコモ、ベトナムのコンテンツプロバイダに出資――プラットフォーム事業を強化
NTTドコモが、ベトナムのコンテンツプロバイダ大手VMG Media Joint Stock Companyに出資。国内外で培ったコンテンツ配信のノウハウでVMGの事業基盤を強化する。
NTTドコモは8月10日、ベトナムのコンテンツプロバイダ大手VMG Media Joint Stock Companyに出資したと発表した。ドコモは発行済株式の約25%を3700億ドン(約14億円)で取得。同社のベトナム企業への出資は今回が初となる。
VMGは、ベトナムのモバイルコンテンツ市場の約25%のシェアを保有する最大手のコンテンツプロバイダで、コンテンツプラットフォームも提供している。ドコモは自社のコンテンツ配信のノウハウを生かしてVMGの事業基盤を強化するとともに、海外におけるコンテンツプラットフォーム事業の推進を目指す。
VMGの筆頭株主は、ベトナム最大手の通信事業者Vietnam Posts and Telecommunications Groupで、今後は持分合計が過半数を占める両社が連係してVMGの事業運営を推進する。
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