端末内データをDropboxにバックアップ 「JSバックアップ」

スマホを使いこなすビジネスパーソンなら、端末内データのバックアップはしっかりとっておきたいもの。このアプリを使えば、メモリカードやオンラインストレージにデータをバックアップできる。

[三浦一紀，ITmedia]

端末内データをDropboxやSugarSyncにバックアップできる

JSバックアップ

　スマートフォンを使いこなすビジネスパーソンにとって、端末内データは大切な資産。端末の故障などでデータを失うことがないよう、日頃からしっかりバックアップをとっておきたいものだ。

　このバックアップ作業をシンプルで分かりやすいUIで行えるのが、「JSバックアップ」（開発：情報スペース　無料）。スマートフォンに保存されたデータを、メモリカードやオンラインストレージのDropbox、SugarSyncにバックアップできる便利なアプリだ。オンラインストレージにバックアップしておけば、メモリカードが壊れた場合でもデータを復元できるので安心だ。

　バックアップできる項目は、連絡先やブックマークなどの標準アプリのデータに加え、追加したアプリ本体、写真、動画、音楽ファイルなどのマルチメディアファイルなど。バックアップの方式は、任意のデータをバックアップする「選択バックアップ」と、全データをバックアップする「フルバックアップ」から選べる。なお、オンラインストレージをバックアップ先に指定した場合は、マルチメディアファイルがバックアップ対象にならない点には注意が必要だ。

　バックアップデータの復元は、メインメニューの履歴から任意のバックアップデータを選び、「復元」ボタンをタップすることで行える。スマートフォンのデータが壊れてしまっても、すぐにバックアップを実行した時点までデータを戻すことが可能だ。

　バックアップを忘れがちな人は、自動で定期的にデータをバックアップする「スケジュール」機能を利用するといいだろう。

アプリのトップ画面。まずは「バックアップ」をタップして「保存場所の指定」を選ぶ

バックアップ場所を指定。SDカードのほか、オンラインストレージサービスのDropboxとSugarSyncを利用できる。バックアップ形式は「フルバックアップ」と「選択バックアップ」から選べる

フルバックアップは、バックアップできるすべてのデータを対象とする。不要なものはチェックをはずしておけばいい

バックアップの履歴画面。復元する場合は復元したいバックアップ項目をタップ。詳細画面が表示されたらバックアップしたい項目にチェックを入れ「復元」をタップする

JSバックアップ