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iOS 5の顔認識機能をアプリで活用――「Party Cam」
iOS 5の新機能である顔認識機能を活用したカメラアプリが登場した。「Party Cam」は、リアルタイムに複数の顔を認識し、仮面などの素材を自動で貼り付ける。
Appleのモバイル製品向けOS「iOS 5」の新機能にはカメラの顔認識機能があるが、この機能を活用したアプリが早くも登場している。アプリ開発会社のG Sato Softwareはこのほど、iOS 5搭載端末向けカメラアプリ「Party Cam」をApp Storeで配信開始。人物に仮面や眼鏡といった素材を自動で貼り付ける機能を持つ。
外部APIではなくOS自体のAPIを利用して顔を認識するため、インターネットへの接続が不要。リアルタイムに複数の顔を自動検出できる。貼り付ける素材は25種類から選択でき、自動的に顔の位置や大きさに合わせて表示される。
エンターテインメントとして楽しむだけでなく、モザイク処理といったプライバシー保護を簡単に行え、ブログへの写真投稿などで便利に利用できるとしている。
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