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iPhone効果で他キャリアからの転入急増――au、10月のMNP動向を公開
KDDIの田中社長が、iPhone 4Sの販売動向に言及。販売数は明かさなかったものの、番号ポータビリティの転入動向などから好調ぶりをアピールした。
10月24日、決算会見に登壇したKDDIの田中孝司社長が、iPhone 4Sの販売動向に言及した。
同社は10月14日からアップルのiPhone 4Sの販売を開始。田中氏は販売数は明かさなかったものの、3割弱が新規契約であると説明。また、iPhoneを発売した10月の第2週に番号ポータビリティ制度を利用して他キャリアからauに移ったユーザーの数が急増していることに触れ、iPhoneの投入が影響しているとした。auのiPhoneは、14日の発売以降16日までの3日間で、転入増に大きく貢献したことになる。
今年度末で400万というスマートフォンの販売目標については、100万超の上乗せは見込めるとしながらも上方修正は見送った。田中氏はその理由について、「iPhone効果がどの程度になるかが測れないため」とし、必要があれば第2四半期が終わった時点で発表するとした。
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