中小企業にスマートデバイスを――ソフトバンクモバイル、導入支援に本腰
ソフトバンクモバイルが、スマートフォンやタブレット端末を業務で活用するためのソリューションを販売するオンラインショップ「モバイルソリューションマーケット」をオープン。導入を検討する企業が“選びやすく、買いやすい”環境を整える。
ソフトバンクモバイルは11月1日から、スマートフォンやタブレット端末を業務で活用するためのソリューションを販売するインターネットショップ「モバイルソリューションマーケット」の提供を開始した。スマートデバイスが中小企業に普及し始めていることを受け、導入を検討する企業がニーズに合ったソリューションを“選びやすく買いやすい”環境を提供するのが狙いだ。
モバイルソリューションマーケットでは、ソフトバンクモバイルのパートナープログラム「SoftBank Solution Provider」(SSP)に認定された、実績のあるソリューションを販売。キャンペーンや特典などを用意して、導入を支援する。
サービス当初は、資料の共有や手描き同時編集に対応する「Drawon」、日報作成や顧客管理に対応するグループウェア「NIcollaboR5」、電子カタログや資料の作成、配布、閲覧をトータルで支援する「Handbook」を販売。近日中にアンケートアプリやカタログアプリ、ビジネスブラウザなどの提供を予定しており、年度末までにソリューションを50種超に増やすとしている。
企業が購入したソリューションの利用料金は、法人契約の携帯電話料金と合算で支払うことが可能。ソリューションの購入にあたっては、ソフトバンクモバイルの法人顧客向け会員サービス「法人コンシェルサイト」(法人契約管理サイトを11月1日から改名)に登録する必要がある。
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