好みの豆をiPadで診断――コーヒーショップ向けソリューション「COFFEE NAVI」
iPadに表示される質問に答えていくと、好みのコーヒー豆が分かる――。バンザイクリエイティブが、FileMaker Proを活用したコーヒーショップ向けソリューションを発売する。
バンザイクリエイティブが運営するDESIGN DATABASE dd”デーデー”事業部は、コーヒーショップ向けiPadソリューション「COFFEE NAVI」(お好み豆診断)を11月21日に発売する。DESIGN DATABASE ddのサイトから購入でき、価格は3万9800円になる見込みだ。
COFFEE NAVI(お好み豆診断)は、コーヒーショップの来店者に、iPadを通じて好みのコーヒー豆の診断サービスや豆のカタログ情報を提供するもの。ローストやフレーバーなどコーヒーの5つの特性について好みを選んでいくと最適なコーヒー豆が分かり、その豆の情報が得られる。COFFEE NAVIは、バンザイクリエイティブがコーヒーショップを実際に運営する中で生まれたもので、豆に詳しいスタッフが不在の時や、店が混み合っているときなどの情報提供手段として役立っているという。
ソリューションの開発にはFileMaker Proを採用しており、利用にあたっては「FileMaker Go for iPad」アプリが必要。サーバークライアント型で運用する場合は最大5台まで(5台以上は別途相談)のiPadを利用できる。導入設定代行費用は1台あたり1万円で、別途見積りによるカスタマイズサービスも提供する。
コーヒー豆の診断機能に加え、診断されたコーヒーをそのままレジに登録できる、簡易レジ機能連動タイプの「THE REGISTER」も開発しており、年内にも販売を開始する予定だ。
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