スマホユーザー、有料アプリの利用率が微増傾向に
ディーツー コミュニケーションズの調査から、スマートフォンユーザーの有料アプリの利用率が微増傾向にあることが分かった。
ディーツー コミュニケーションズの調査から、スマートフォンユーザーの有料アプリの利用率が微増傾向にあることが分かった。
利用している携帯端末については、フィーチャーフォンのみが79.4%、スマートフォンのみが15.3%、両方の端末を併用しているユーザーが5.3%となり、スマートフォンのみと併用しているユーザーを合わせたユーザー比率は20.6%に達している。
1日あたりのインターネットの利用時間については、フィーチャーフォンのみのユーザーは「10分未満」(26.3%)、スマートフォンユーザーは「1時間未満」(24.4%)が最多となった。平均利用時間でもスマートフォンユーザーのほうが20分以上長いという結果が出るなど、利用時間に差が出ている。
有料アプリについては、依然、フィーチャーフォンのほうが利用率、利用額ともに高い傾向にあることが分かる。ネットを利用しているフィーチャーフォンユーザーの62.7%、スマートフォンユーザーの58%が有料アプリを利用していると回答。利用者の平均利用額(月額)は、フィーチャーフォンユーザーが883円、スマートフォンユーザーが513円となっている。ただし、スマートフォンユーザーの有料アプリの利用率も増加傾向にあり、今回の調査では7月調査時の52.4%から5.6%増えている。
なお、スマートフォンユーザーに1カ月あたりのアプリのダウンロード数を尋ねると、「4〜5個」(17.5%)が最多となり、以下、「3個」(16%)、「2個」(14.9%)と続いて、平均ダウンロード数は3.9個だった。なお、有料アプリは、「1個(7.8%)」、「2個(5.9%)」、「3個(3.6%)」の順となり、平均ダウンロード数は0.5個にとどまった。
このデータは、10月28日から10月30日にかけて全国の15歳から69歳の男女3096人を対象にPCインターネット経由で行った、フィーチャーフォン/スマートフォンの利用動向に関する調査結果をまとめたもの。
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