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イー・アクセスが中期戦略発表 LTEやスマホ強化で、14年度660万契約を計画
イー・アクセスが2011年度〜2014年度までの中期事業戦略を発表。LTEとスマートフォンへの注力を打ち出し、14年度は売上高3500億円、モバイル契約数660万を目指す。
イー・アクセスは2月9日、2011年度〜2014年度までの中期事業戦略を発表した。11年度通期の見込み売上高2030億円に対し、14年度は3500億円を目指す。また、11年度末で400万を見込むモバイル回線の契約数を、14年度に660万にまで増やす計画だ。
成長戦略としては、11年度〜12年度までの「モバイルブロードバンド強化」、12年度〜14年度までの「スマートフォン戦略」のキーワードを掲げ、14年度末以降は、エリアカバー率99%を達成する「メインストリームキャリア」としての青写真を描く。
「モバイルブロードバンドの強化」の主役は2012年3月に開始予定のLTEサービスだ。下り最大75Mbpsの速度から始め、1年後の2013年3月にはエリアカバー率を70%にする計画。将来的には下り最大112Mbpsの実現を予定する。こうした回線の高速化に加え、同社回線全体のエリア強化や戦略的な料金施策などを打ち出し、上昇気味の解約率を1.5%以下にしていきたいという。
また、「スマートフォン戦略」としては販売チャネルの強化やLTEスマートフォンの提供、マーケティング活動に注力するという。13年度ごろから専売店への投資を積極的に行い、14年度には併売店と専売店とで800店舗の展開を目指す。
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