来たれ、Windows Phoneより速いスマートフォン――英国でキャンペーン:海外モバイルニュースピックアップ
海外のモバイル系ニュースを短信でお伝えします。今日のトピックは、英国のユニークなWindows Phoneキャンペーン、撮るだけで3Dモデルを作成できるiOSアプリ、マンゴー味のiPhone 5、iPhoneではなくAndroidを選ぶべき10の理由、レトロなiPhone用スピーカーなど。
来たれ、Windows Phoneより速いスマートフォン――英国でキャンペーン
MicrosoftのWindows Phoneチームが英国で展開する新たなキャンペーンについて、wpcentralが紹介している。
「Dare to Live」チャレンジというこのキャンペーン、Windows Phoneチームが英国の10の都市を11週間かけてツアーし、自分のスマートフォンの方がWindows Phoneよりも速いと考えている参加者と勝負するというもの。勝利した参加者には、その場で20ポンドがプレゼントされるそうだ。キャンペーンは4月21日にロンドンで開幕する。Dare to LiveのFacebookページでは、キャンペーンの映像も公開される予定だ。
カメラで撮るだけで3Dモデルを作成できるiOS端末向けアプリ
Engadgetが、iOS端末で簡単にインタラクティブな3Dモデルを作成できる無料アプリ「Arqball Spin」を紹介している。映像を見れば分かる通り、3Dモデルの作成はiOS端末で撮影するだけという手軽さ。作成した3Dモデルは、拡大したり、回転させたりできる。
3Dモデルの作成には、デモにあるような回転台を使うのが望ましいが、この台はまだ製品化されていない。現在、資金調達サイト「Kickstarter」で出資者を募集中。資金が集まれば、レッド、ブラック、ホワイトの3色展開するそうだ。60ドルの出資で1台入手できる。20ドルプラスするとアメリカ国外にも発送してくれる。
iPhone 5登場!? マンゴー味です
iPhone 5がついに登場! といっても、アイスキャンディーだ。しかも、Appleロゴの形をしたアイスで、お味はマンゴー(と洋ナシ)。iPhone型アイスだったら芸が細かいのに……。価格は1元だそうです。
“iPhoneではなくAndroidを選ぶべき10の理由”とは
先日、Business Insiderに掲載された、Nokia Lumia 900とiPhoneではどちらが優れているか、というスライドショーっぽい対戦をご紹介したが、今度は「iPhoneではなくAndroidを選ぶべき10の理由」が登場した。iOSに比べてAndroidの方が優れている点をまとめている。
Micro SDカードでストレージを拡張できる点、ビルトインのナビゲーションアプリが搭載されている点、ハードウェアの選択肢が多い点、好きなアプリを自由にインストールできる点、Googleのアプリやサービスとパーフェクトに統合できる点といった理由が挙げられている。
Siriのライバル? 「Voice Answer」登場
iPhone 4Sユーザーじゃなくても使えるSiri的なアプリ「Voice Answer」が登場したと、TechCrunchが紹介している。
Siriと同様、質問すると答えてくれる機能などを搭載したアプリで、3カ月ほど却下され続けていたものの、ようやく承認されてApp Storeでの公開にこぎつけた。iOS 4.2以降のiPhone、iPod、iPadで利用できるため、Siriのようなアプリに興味のあるiOSデバイスユーザーは試してみるといいかもしれない。価格は350円。
なお、TechCrunchサイトでもVoice Answerサイトでも、きれいなロボットのお姉さんがおしゃべりしているムービーが見られる。
バーチャル試着でぴったりフィット
以前、Daily Mailが“ブランドによってフィットする服のサイズが全く違う”ということを、さすがの写真使いで紹介している記事を見かけたが、「サイズの合わない服を着ると、こんなきれいなモデルさんでもお洒落には見えないんだ」と驚くとともに、オンラインショッピングで服を買うことの難しさを痛感したものだ。
こうした問題を解決しようとロボット・マネキンを開発し、サービスを提供しているFits.meという会社について、PSFKが伝えている。サイズを入力すると「体型」が変化するマネキン(男性版に続き、先頃女性版が登場)を活用することで、店側は異なるサイズの顧客でアイテムがどのように見えるかをマッピング。オンラインショップの顧客は自分のサイズでバーチャル試着できる、という仕組みだ。
この技術を導入した小売業者をFits.meが調査したところ、売り上げが増えたのに対して返品率は減少する、という効果が出ていることが分かったそうだ。今後、ショッピングサイトでバーチャル試着サービスを見かけることが増えるのではないだろうか。
ちなみに、ロボットマネキンがふくらんだり縮んだりする映像は面白い。太ったり痩せたりするプロセスを目の当たりにするようで、何とも……。
こんなレトロなiPhone用スピーカーはいかが?
ちょっと変わったグッズが大好きな人なら、手にとって見たくなるようなiPhone用スピーカーを、Walyouが紹介している。ニューヨークのアーティストWill Rockwellさんが作成し、Etsyで販売している「Grand iPhone Victrola」だ。
名前からも分かるように、1906年に発売されたビクターの蓄音機を模したスピーカー。1200ドルとなかなかのお値段だが、大きなラッパがノスタルジックで見栄えがする。銅と真鍮のパーツでできており、スロットにiPhoneを差し込んで使用する。丈夫そうではあるが、肝心のサウンドがどうなのかは分かりません……。
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