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Android、OS別世界スマートフォン出荷でシェア59%に――IDC調べ

米IDCの出荷ベースの世界スマートフォン市場調査では、GoogleのAndroidとAppleのiOSが市場の8割以上を占めた。

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 米調査会社のIDCは5月24日(現地時間)、第1四半期(1〜3月)のOS別世界スマートフォン出荷ランキングを発表した。1位の米GoogleのAndroidが前期よりさらにシェアを伸ばし、2位の米AppleのiOSと合わせたシェアが全体の8割を超えた。

 首位のAndroid端末の出荷台数は前年同期比145%増の8990万台で、シェアは22.9ポイント増の59.0%。Android端末の45.4%は韓国Samsung Electronicsが出荷した。Samsungは5月末に新モデル「GALAXY S III」を発売する予定で、米Reutersによると、世界100以上のキャリアからの事前注文が既に900万台に上ったという。

 2位のiOSの出荷台数は88%増の3510万台で、シェアは4.7ポイント増の23.0%。iOSはスマートフォンのメーカー別ランキングでもSamsungに次ぐ2位だ。同四半期中、Appleは中国ほか多くの市場で「iPhone 4S」を発売している。

2012年第1四半期のOS別世界スマートフォン出荷トップ6(単位:百万台)
順位 OS名 1Q12出荷台数 1Q12市場シェア(%) 1Q11出荷台数 1Q11市場シェア(%) 出荷台数伸び率(%)
1 Android 89.9 59.0 36.7 36.1 145.0
2 iOS 35.1 23.0 18.6 18.3 88.7
3 Symbian 10.4 6.8 26.4 26.0 -60.6
4 BlackBerry OS 9.7 6.4 13.8 13.6 -29.7
5 Linux 3.5 2.3 3.2 3.1 9.4
6. Windows Phone 7/Windows Mobile 3.3 2.2 2.6 2.6 26.9
その他 0.4 0.3 0.3 0.3 33.3
合計 152.3 100.0 101.6 100.0 49.9
(資料:IDC)

 IDCのメーカー別スマートフォン出荷ランキングは5月1日に発表済みだ。

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