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iPadで撮影した空間内に製品を自由に配置――TJCメディアラボ、ARアプリ4種をリリース

iPadに家具や家電、住宅設備機器などをAR技術を使って表示し、プレゼンや導入支援に活用――。こんな使い方を可能にするARアプリがリリースされる。

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 TJCメディアラボは、空間内に家具や家電、住宅設備などを配置し、プレゼンテーションや導入支援に役立てられるARアプリ4種をリリースした。

 iPadの内蔵カメラで撮影した空間に、AR技術を使って高精細なCG画像を融合できるようにするアプリ。マーカーを利用し、導入予定の場所に実寸で製品を表示する「mARq(マーク)」、マーカー不要で製品を現実空間に浮かび上がらせる「MeAR(ミエール)」、iPadの内蔵カメラで撮影した空間に製品を立体表示する「FloAR(フロアー)」、壁面に製品を立体表示する「SquAR(スクエア)」がラインアップされる。

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mARq(マーク)
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MeAR(ミエール)
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FloAR(フロアー)
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SquAR(スクエア)

 同社はこのアプリについて、以下のような利用シーンを想定しているという。

  1. モデルルーム内での、建築構造や空気の流れなどの表示
  2. 建築予定敷地への一軒家やマンションの表示
  3. 窓、ドア、バルコニーなど、リフォーム予定の住宅設備のシミュレーション
  4. 設置予定場所への家具や家電などのレイアウト
  5. オプションカラーやパーツなどの実物に合わせたシミュレーション
  6. 製品メンテナンス手順の表示

 対応端末はiPad 2と第3世代のiPadで、対応OSはiOS 5以上。Androidについては今後、対応を予定している。料金は50万円から。

アプリの仕様
機能 mARq(マーク) MeAR(ミエール) FloAR(フローア) SquAR(スクエア)
合成タイプ リアルタイム リアルタイム 静止画合成 静止画合成
マーカー あり ほぼなし なし なし
視点 認識範囲 1点(調整可) 1点 1点
手ブレ あり あり なし なし
平面検出 マーカーによる 4点タッチ

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