ニュース
PayPal、米カード大手Discoverと提携で全米700万店舗で利用可能に
スターバックスと提携したSquareに続き、ライバルのPayPalがDiscoverとの提携を発表した。全米700万のDiscover加盟店でPayPalでの決済が可能になる。
米eBay傘下のPayPalは8月22日(現地時間)、米カード大手のDiscoverとの提携を発表した。この提携により、2013年からDiscoverの加盟店700万店以上の実店舗でPayPalによる決済が利用できるようになる。
Discoverの加盟店は、新たなシステムを導入せずにPayPalでの支払いに対応できるようになる。米国におけるPayPalのユーザー数は5000万人以上だ。
PayPalは1998年にオンライン決済企業としてスタートし、2010年にモバイル決済市場に進出した。2012年3月には実店舗でクレジットカード代わりに利用できる決済システム「PayPal Here」を立ち上げた。
PayPal Hereの競合サービスを提供するモバイル決済の米新興企業Squareは先日、米Starbucks Coffee Companyとの提携で全米7000店舗での決済システム利用を可能にしたと発表したばかりだ。
関連記事
- StarbucksとSquareが大規模提携 全米7000店舗でモバイル決済システムを採用
- PayPal、card.ioを買収 カード情報をカメラで取り込む技術を獲得
- ソフトバンクとPayPalが戦略的提携 合弁会社設立、「日本の決済市場変える」
- PayPal、Square対抗のカードリーダー式モバイル決済システムを発表
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.