iOS端末の販売台数は4億台、iPadは8400万台――Apple、販売実績を明らかに
米Appleがプレス向けイベントで、同社製品の販売実績を説明。iOS端末は4億台、うちiPadは8400万台が販売されたという。
米Appleは9月12日(日本時間9月13日)、プレス向けイベントでiOS端末やApp Storeの販売実績を発表した。
iOS端末の販売台数は6月までで4億台に達し、うち8400万台をiPadが占めるという。iPadは直近の四半期(4〜6月)だけでも1700万台を出荷するなど好調に推移。タブレット市場におけるiPadのシェアは68%に達している。App Storeへの登録アプリ数は70万で、このうち25万がiPad向けアプリだ。
コンテンツ配信サービスとして展開するiTunesの登録アカウント数は4億3500万を数え、楽曲登録数は2600万を突破。サービス開始から9年間で200億曲が販売された。iPodの販売台数は3億5000万台超となっている。
Appleの直営店であるApple storeは12カ国380店を展開しており、金曜日には13カ国目となるスウェーデンに新たなストアがオープンする予定。直近の四半期(4〜6月)には8300万人が来店したという。
イベントではiPhoneの最新モデルとなる「iPhone 5」が発表された。従来モデルに比べて20%軽い112グラムで、厚さは7.6ミリ。解像度1136×640ピクセルの4インチディスプレイ(アスペクト比16:9)と8Mカメラを装備し、LTEに対応する。
価格は16Gバイト版が199ドル、32Gバイト版が299ドル、64Gバイト版が399ドル。ボディカラーはブラック&スレートとホワイト&シルバーの2色から選べる。日本の発売日は21日で、ソフトバンクモバイルとauが取り扱う。
なお、Appleは同日、iPod touchの新モデルも発表している。
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