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オーダー受付は来店客のスマートフォンで、会計はiPadで――クラウド型飲食業向けソリューション登場:東南アジアの飲食店にも展開
サイトスタイル・システムズが、iPadをPOSレジにするアプリと、スマートフォンをセルフオーダー端末にするソリューションを提供。東南アジアの現地税計算に対応したバージョンも用意する。
オーダー受付は来店客のスマートフォンで、会計はiPadで――。サイトスタイル・システムズが、クラウドサーバと連携したiPad向けPOSアプリ「smapos」を10月1日から提供する。11月1日には、来店者が自分のスマートフォンをオーダー端末として使えるようにするオーダリングサービス「smaorder」も提供する予定だ。
飲食業を営む店舗が、多額の初期導入コストや保守コストをかけずに、POSシステムやオーダリングシステムを導入できるよう配慮して開発されたソリューション。smaposはiPadに無料のアプリをダウンロードすることで、iPadをPOSレジとして使えるようになる。smaorderは、来店者が自分のスマートフォンに無料のアプリをダウンロードし、店舗の専用番号を入力することで、セルフオーダーが可能になる。
11月1日からは、ベトナムで現地税計算に対応したバージョンを展開し、以降順次、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、台湾などの東南アジア各国の現地税に対応したバージョンを展開する。
料金は、POS用クラウドサーバの月額利用料が1000円、smaorderの利用料が1組1来店当たり100円。なお、smaorderはアプリのダウンロードから2週間後まで無料で試用できる。
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