カプコンは、インドネシアでモバイルゲーム事業を展開すると発表した。同社はこの7月、台湾に開発拠点を設立しており、アジア地域でのモバイル事業を本格化させる考えだ。
今回、カプコンが進出を決めたインドネシアのモバイル市場は、SIMカードの加入者数が2億4000万枚を超え、近年中にも携帯電話の普及率が100%を超えるとみられるなど活況を呈している。スマートフォン比率は現時点では約10%にとどまっているが、2012年の販売台数は前年比70%増になると予想されるという。
2012年度は、ラブインドネシアが運営するポータルサイト「Love Indonesia」向けに、携帯電話向けのJavaゲーム「ストリートファイター」など19タイトルを配信する予定。Android向けゲームについても、今年度中に2タイトル、来年度に10タイトルを投入するとしている。また、インドネシアを初めとする東南アジア向けソーシャルゲームの展開も検討する。
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