「Angry Birds」のRovio、新作「Bad Piggies」が有料アプリ部門で全米トップに
スマホゲームの大ヒットアプリ「Angry Birds」で知られるRovio Entertainmentが、新作アプリ「Bad Piggies」を公開。有料アプリ部門で全米トップを獲得した。
モバイルゲーム「Angry Birds」を世に送り出したRovio Entertainmentが9月27日、新作「Bad Piggies」を公開した。モバイルアプリのダウンロード数を集計するAppDataでは、初日に全米の有料アプリ部門で1位獲得し、まずは好調な出足となった。
Bad PiggiesはAngry Birdsの豚を主人公とするスピンアウトゲーム。タマゴを獲得するために乗り物を作り、豚を飛ばすというものだ。悪役だった豚が主人公となるのは初めてで、今後Bad Piggiesが関連したゲームシリーズや他のエンターテインメントにも拡大していくという。iOS、Android、それにMacとPC向けにアプリを公開しており、iOS向けアプリの価格は0.99ドル(85円)となっている。Windows Phone向けも間もなく登場するとのことだ。
AppDataのダウンロード数調査によると、Bad Piggiesは発売初日にダウンロード数でトップに躍り出た(iOS向け、米国、有料アプリカテゴリ)。英国でも1位を獲得している。
2003年創業のRovioはAngry Birdsのヒットで急成長したモバイルゲーム企業。5月には、Angry Birdsのダウンロード数が10億回に達したことを報告している。IPOも予想されている同社は、ぬいぐるみなどのグッズ販売に乗り出して収益源を多様化させているが、主力事業であるゲームの成功が注目されている。7月に公開した「Amazing Alex」はトップになったものの、現在AppDataでは100位から漏れている。
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