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業務用スマホ、海外キャリアの端末も一括管理――ソフトバンク、MDMサービスを拡充
ソフトバンクテレコムが、業務用端末の遠隔管理サービスを拡充。PCや海外キャリアのスマートフォンも、同じセキュリティポリシーで管理できるようになる。
ソフトバンクテレコムは10月1日から、企業が業務用途で利用するスマートフォンやタブレット端末のリモート管理サービス「ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント」の対象デバイスを拡大する。
これまでは、管理対象を国内通信キャリアが提供するスマートフォンとタブレット端末に限定していたが、10月からは、海外通信キャリアのスマートフォンやタブレット端末も管理対象とする。管理画面は日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応しており、現地の管理者でも利用できるという。
また、これまで要望が多かったPCの管理にも対応。業務で使うPCやタブレット端末、スマートフォンを、同じセキュリティポリシーで管理できるようになった。
サービス開始当初に管理対象となる国や地域は、日本、中国、韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナム、インド、アメリカ、ブラジル、 メキシコ、イギリス、ベルギーで、今後、順次拡大する予定。対応OSはiOS、Android OS、Windows(Windows 8にも対応予定)、Mac OS。月額利用料金は、スマートフォンとタブレット端末の基本料金が315円/ID、紛失時リカバリーサービスが210円/ID。PC管理サービスの月額基本料は420円/ID。
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