韓LGの「LG Optimus L」シリーズ、4機種の累計販売台数が1000万台突破
LGのモバイル部門でCEO兼社長を務めるジョング−ソク・パーク博士は、「1つのブランドで複数モデルを展開するという戦略が奏功した」と話している。
韓LG Electronicsは12月9日、「LG Optimus L」ブランドで展開するAndroidスマートフォン4機種の累計販売台数が1000万台に達したことを発表した。
LGは2012年2月末の「Mobile World Congress 2012」に合わせてOptimus Lブランドを立ち上げ、3.2インチ画面を搭載した「Optimus L3」、4インチの「Optimus L5」、4.3インチの「Optimus L7」の3機種を発表。その後8月末の「IFA 2012」に合わせて4.9インチ・QHD解像度の液晶画面を搭載した「Optimus L9」を発表した。“Timeless Design”(時を超えたデザイン)を取り入れたデザインコンセプト「L Style」で差別化を図り、モダンで持ちやすいフォームファクタや薄さ、直感的なキー配置などを特徴として打ち出した。
Optimus Lシリーズは、世界約50市場で発売されており、今回4機種の累計販売台数が1000万台に達した。LGのモバイル部門でCEO兼社長を務めるジョング−ソク・パーク博士は自社の戦略について「他社が1つの端末ですべてのユーザーに向けて展開しているのに対し、われわれは1つのブランドでユーザーの固有のニーズやライフスタイルに合った複数モデルを展開している」と、Appleを引き合いに出して説明している。
なお、同じ韓国企業のSamsungは11月初め、Androidベースのフラッグシップモデル「Galaxy S III」の販売台数が、発売から5カ月で3000万台に達したと発表している。
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