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2000本の蛍光灯をLED照明へ、8年間で2100万円のコスト削減:スマートオフィス
福岡市が保有する施設の一部に2000本のLED照明を導入する。旧型の蛍光灯を入れ替える計画で、8年間のリース契約により2100万円のコストを削減できる見込みだ。導入効果が実証できれば、市の施設全体で約6万本ある旧型の蛍光灯をLED照明に置き換えていく。
当初LED照明を導入するのは、消防局の施設を中心とした25か所で、対象になる蛍光灯は合計で1999本ある。年間の照明点灯時間が平均で3420時間と想定して、電気料金の低減と寿命の長さ(約4万時間)により、8年間で約2100万円のコストを削減できると判断した。
これまで福岡市は旧型(FLR)の蛍光灯を省エネ型(Hf)へ置き換えてきた。そのための改修費用とLED照明の8年間のリース料金が同程度になることから、毎月の電気料金の低減分がほぼコスト削減につながる(図1)。
消費電力は旧型の蛍光灯が43Wに対して、LED照明は21Wと半減する。省エネ型の30Wと比べても3割少なくて済む。これにより1つの施設における電力使用量を、空調などを含めた電気設備全体でも約17%削減できるという。
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