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CATVサービスの利用で電気代が安くなる、マンション向けサービス開始電力供給サービス

ケーブルテレビ事業を手掛けているジュピターテレコムは、マンション向けに電力を安価に提供する「マンション向け電力一括受電サービス」を始める。マンションで高圧電力を一括受電して、各戸に分配することで、世帯あたりの電気料金が7〜10%割安になるという。

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 「マンション向け電力一括受電サービス」は、特定規模電気事業者(新電力)のサミットエナジーの協力を得て提供する。電気料金単価が安い高圧電力をマンションに引き込んで、各戸に分配する「高圧一括受電」で電気料金を引き下げる。さらにサミットエナジーは、地域の一般電気事業者よりも割安で高圧電力を提供する(図1)。


図1 ジュピターテレコムが提供するマンション向け電力一括受電サービスの利用イメージ。マンションの各世帯はジュピターテレコムと電力供給契約を結ぶ

 このサービスを利用すれば、一般電気事業者と比較して7%程度割安な価格で電力を提供する。ジュピターテレコムが提供するケーブルテレビサービスの利用契約を結ぶと電気代はさらに安くなり、一般電気事業者と比較して10%ほど割安になるという。ジュピターテレコムはこのサービスを、ケーブルテレビサービス加入者を増やすためのものと位置付けている。

 一般的な高圧一括受電と同じように、マンションに高圧受電用の機器などを導入する必要があるが、導入時に利用者が費用を負担する必要はない。機器の導入、保守などにかかる費用は、分割して毎月の電気料金と合わせて精算する。

 サービスの提供開始は2012年12月。東京都杉並区でサービス提供を始め、2013年以降はジュピターテレコムのサービスエリアで順次サービス提供を始める予定。

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